授乳が痛い原因とは？正しい対処法で育児を楽しもう

■痛くてもやっちゃダメ！NGな行動

ここでは授乳に痛みを伴うときについやってしまいがちなNG行動をご紹介。

・痛み止め薬を飲む

授乳のダメージで痛みがあるからといって、自己判断で痛み止め薬を飲むことはおすすめできません。母体が服用した薬の成分はわずかながら母乳に移行し、授乳によって赤ちゃんに影響を与える可能性があります。どうしても痛みが我慢できない！という場合には、薬剤師や医師などに相談のうえ、授乳まで時間を置くなど工夫しつつ服用しましょう。

・授乳を急にやめる

痛みにより母乳育児の継続が難しくなった場合でも、突然断乳することは避けた方が良いかもしれません。母乳の分泌は意思を持って突然ストップできるものではなく、赤ちゃんに吸われなくなることによって溜まった母乳が乳腺炎を引き起こす可能性があります。いきなり断乳するよりは、段階を踏んで徐々に授乳回数を減らしていくほうが負担は少ないでしょう。

■授乳が痛いときは無理をしすぎず、適切なケアを

授乳が痛いと感じる要因や、対処方法などについて解説しました。慣れない育児はときには辛く、イライラを感じることもあるでしょう。しかし、それぞれのママや赤ちゃんにとってやりやすい授乳姿勢や、痛みを和らげる正しいケアなどを知ることで、少しでも楽になるかもしれません。専門家やサポートグッズなど頼れるものはしっかり頼りつつ、かわいい赤ちゃんとの授乳時間を見つめ直してみて下さいね。