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失敗は「なんで~したの」でなく、うまくいく方法を考えさせよう

Baby&Kids

失敗は「なんで~したの」でなく、うまくいく方法を考えさせよう

vol.1198【1日1成長お母さん】失敗した過去を追いつめるより、未来を考える質問をしよう

お母さんの言葉がけ、ちょっとした意識が子どもの明るい未来をつくる

子どもにアドバイスする時、お母さんに心に置いてほしいことがあります。失敗した原因を追究するよりも、うまくいく方法を導く視点です。将来、成長してストイックに何かを極めようとしたら、原因を追究することやマイナス面を強化することも大切。でも子育て中のお母さんには未来に向かう視点を忘れずにいてほしいのです。未来に視点を向ければ、挑戦する力を育めます。次の行動も明確になり、自分で考えて動ける自立した子になるでしょう。

失敗こそ問題解決を学ぶ一コマ。解決に視点を向けて考える練習をしよう

子どもがピッチャーからコップに水を注ごうと挑戦して、こぼしてしまった時。料理の手伝いで卵を割ってみたものの、うまく割れなかった時。「お手伝いしたい!」と台所で洗い物をしたら床が水浸しになった時。お母さんは「だから言ったじゃない」「もう…どうしてこうなったの?」「だから、まだ無理なのよ」とつい小言を言いたくなるでしょう。しかし失敗してしまったことに着目するといい言葉は生まれてこず、子どもの自己肯定感を下げることにも繋がります。

“どうしたら上手にできるか”を子どもに考えさせる質問を投げかけよう

洗い物をしたキッチンの床が濡れていたら、まず「床が水で濡れているね」と伝えます。「お皿を洗う時に水が強すぎたから、床に水がいっちゃったね」とその時の状況を言葉にし“気づき”を促してあげましょう。そして「濡れた床はどうしたらいいかな?」と考えさせます。答えが出ないときは「濡れたら拭けばいいんだよ」と伝えてあげましょう。拭き終わったら「どうしたら床が水で濡れないように洗えるかな」と一緒に考えてみるのです。

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