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感染症にならないで!手洗いうがいの習慣化には質問が有効

Baby&Kids

感染症にならないで!手洗いうがいの習慣化には質問が有効

vol.1202【1日1成長お母さん】自分で考えて行動できる大人になるために必要な声かけ

言われてやるから卒業。手洗いうがいは自分でやるよう声かけを工夫しよう

寒くなると様々な感染症が流行する時期となります。その時期にお母さんが口酸っぱく子どもに伝えているのは手洗いうがいをすること。家に帰ってきたらお母さんが毎回「手洗いうがいしてね」と声かけをしてあげることでお家ではできるかもしれませんが、園や学校ではしないなんてことでは困りますよね。実は子どもが自分で手洗いうがいをするようになるには言葉かけのポイントがあるのです。お母さんが指示を出していたことを質問に変えてみましょう。

最初はたくさんのヒントを出してもいい。連想ゲームで手洗い習慣を

4歳のA君はお家に帰ると一目散に遊び始めます。お母さんに言われなければ手洗いうがいはしません。インフルエンザも流行る時期です。自分から手洗いうがいをやってほしいと考えていたお母さんはA君に連想ゲームをすることにしました。お家に帰ったらまず何をするか聞いてみると元気いっぱい「遊ぶ!」と最初は言っていたA君。「あれ?お外で遊んだ後に手につくものは何?」と聞きます。そして「A君の手をきれいにするにはどうする?」と聞いてみたのです。

習慣化の鍵は自分の頭で考えること。関連付けを連想ゲームでしよう

家に帰る度にこのゲームをやるとA君から「今ばい菌の手だよ」「帰ったら手を洗うよ」と話し、自分から手を洗うようになりました。4歳の子どもは“家に帰る”と“手洗いうがい”とを関連付けて考えることがまだ難しいのです。連想ゲームをし、質問を繰り返しすることで家に帰ったら手洗いうがいと繋げて考えることができるようになります。習慣化するには自分の頭で考えることが何よりも必要。またゲームにすることで遊びながら習慣にできます。

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