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粉ミルクはいつまで飲ませていいの?断乳のポイントもご紹介!
■粉ミルクの卒乳&断乳が遅れるとデメリットがあるの?
卒乳や断乳が遅れるとさまざまなデメリットが発生します。
・赤ちゃんの虫歯リスクが高まる
乳歯の虫歯は「哺乳瓶虫歯(ボトルカリエス)」とも呼ばれます。断乳が進まず長期にわたって哺乳瓶で粉ミルクや甘い飲み物を与えると、ミルクや糖分が歯にふれる時間も長くなり虫歯に繋がりやすくなります。赤ちゃんの歯は、生後10ヶ月頃までに上下の前歯、1歳頃までに計8本の歯が生えそろってくるのが目安です。生まれたての弱い歯を守ってあげるために、断乳やミルクの時間を短くするなどの対策をしていくことが大切です。
・離乳食が進まない
生後6ヶ月頃から離乳食が始まります。離乳食をあまり食べない子はミルクで栄養補給ができますが、ミルクでお腹がいっぱいになるため離乳食を食べないということも…。離乳食を進めるためにも、ミルクの量を少しずつ減らして、少しでも離乳食が食べられるようにしましょう。
・ママや家計の負担も
作ってしまったミルクは保存ができないため、時間ごとにミルクを作って冷まして、哺乳瓶を洗ってなど、いつまでもミルク作りが続くとママの手間にもなります。夜中も授乳のため頻繁に起きるのが続くでしょう。また、卒乳や断乳が遅れるほどミルク代がかかるので、卒乳・断乳ができれば経済的にも楽になりますね。
■卒乳&断乳時はフォローアップミルクを
ミルクは基本的に育児用ミルクとフォローアップミルクに分けられます。育児用ミルクはいわゆる一般に「ミルク」と言われているもので、生後直後の赤ちゃんから飲めるもので、母乳に近い成分です。一方、生後9ヶ月から3歳頃まで飲めるのがフォローアップミルク。先ほども述べましたが、生後6ヶ月頃から離乳食が始まり、離乳食で不足している栄養を補えることができるのがフォローアップミルクです。ぱったりミルクをやめるのが難しい場合は、フォローアップミルクを飲ませて栄養補給するのもおすすめです。しかし、必ずフォローアップミルクを飲ませないといけないということではありません。保育園などでは1歳から育児用ミルクの代わりに牛乳を飲む練習をするところもあります。そのため、子どもに合わせて調整するといいでしょう。
■断乳のステップ1:計画を立てる
断乳する!と決めたらまずは計画を立てましょう。まず断乳する日を決めて、その3日間はミルクをあげないようにします。仕事復帰している場合や家族の協力が必要なときを考えて週末に行うのも◎。もちろん、子どもの体調なども考慮して無理のないスケジュールを立てましょう。
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