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子どもの本音は、子どものペースに寄り添うと引き出せる

Baby&Kids

子どもの本音は、子どものペースに寄り添うと引き出せる

vol.1218【1日1成長お母さん】子どもの言葉を引き出し、気持ちの分かるお母さんになろう

子どものゴールとお母さんのゴール。子どものゴールに合わせた信頼関係を

子どもが大きくなるにつれて保育園や幼稚園であったことをお母さんに伝えてくれることは、嬉しいし励みになるもの。しかし、つい気になって根掘り葉掘り聞きだしたくなってしまうこともあります。そんなとき気をつけたいのがお母さんが聞きたいことと子どもが伝えたいことは違うかもしれないということです。子どもがどんな目的を持ってお母さんにその話をしているのか、その思いを受け止めてあげたいものです。

子どもの本音は最後にわかる。子ども自身も何か分からず話していることも

「お母さん今日ここ、ぶつけちゃった」と胸を指差し伝える6歳のRくん。何かを取ろうとして机の板の側面で胸の所を打った様子。「え?どうして」「どこでぶつけたの?」と焦るお母さん。状況を知りたくて質問ばかりするお母さんに「言わなきゃよかった」とRくんがつぶやきます。お母さんとしては、どうしてそんなところをぶつけるんだろう?と心配事がたくさん。見えない子どもの交友関係まで心配になることもあるのです。

子どもの言葉をそのままリピートして確認すると、聴いてもらえている実感に

子どもが言葉を発した目的とお母さんの尋ねる目的がズレると、子どもは話す意味を感じなくなり会話が終わってしまうこともあります。「今日ぶつけちゃった」と話し始めた子どもの本音は何だったのでしょうか?それは最後まで聞くことを続ける中で引き出されてくるでしょう。まずは「ぶつけちゃったんだね」と子どもの言葉を繰り返します。子どもが言った言葉をそのまま繰り返すと「うん。机の横のところでぶつけた」と次の言葉を引き出せるでしょう。

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