Baby&Kids
ほめる子育て、叱る子育てよりもっと大切なのは共感と寄り添う心
vol.1272【1日1成長お母さん】子どもの気持ちや行動を言葉に代え、感情を伝える言葉を教えよう
子どもの心に伝えたいことを届けるには、何より気持ちを受け止め寄り添おう
子育ては毎日が試行錯誤。「ちゃんと叱らなきゃ」「ほめた方が伸びるって言うよね」としつけや子育てのあり方に悩むお母さんも多いでしょう。一般的にはほめる割合が6、叱る割合が4が好ましいと言われています。そんなことを言っても、ときに子どものしつけや、予定通りに物事が進まないことにどうしていいか分からず、お母さんも感情的になってしまうこともあるでしょう。目の前で嫌だと泣く子どもを見ながらどうしたら伝わるものかと困った経験もあるかと思います。
気持ちを否定されるとエスカレートする!子どもは泣くことで気持ちを伝える
大好きなブロックで遊ぶ3歳のMくん。今日もお母さんが「ご飯だから玩具を片付けよう」と伝えますがMくんはなかなか終わりにできず「やだ!まだやる」の一点張り。「ご飯だからまた明日ね」と片付けようとすると泣き止まず収拾がつきません。お母さんは早くご飯を食べて寝かせなきゃと焦りだしイライラ。つい「いい加減にしなさい」と言ってしまったものの、状態は悪化するばかりです。怒鳴ったことを後悔しました。
やりたいことを、ただやめさせようとしてもなかなか切り替えられないもの
3歳の頃はまだ自分の気持ちをコントロールすることができず、気持ちの切り替えや落ち着くまでに時間がかかります。今できなければ、子どもの気持ちを否定しているのと同じ状態。子どもが提案を受け入れられない時は、まず子どもの想いに耳を傾け「まだやりたいのね」と共感して落ち着くまで寄り添いましょう。気持ちが落ち着いたら「後3回やったらお片付けしようね」など具体的に回数や時間を決めてあげると区切りがつけやすく、納得して終わりにできるでしょう。
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