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2人以上の子育ては平等でなくていい。必要なのは公平であること
vol.1281【1日1成長お母さん】公平な子育てを意識すれば2人以上育児も気楽にできる
2人以上育児では“平等”ではなく“公平”を目指すのがうまくいく秘訣
小さい子どもが2人以上いるお母さんは「子どもを同じように扱っているか」が大きな課題と感じることが多いようです。より手のかかる子に多くの時間をさいたり、聞き分けの良い子に負担をかけてしまったり。後になってしまったと思い、子どもを不平等に扱っているのでは?と不安になることもありますよね。安心してください。子どもたちはお母さんに平等を求めているわけではありません。
平等と公平の違いを知ろう。“公平”こそが2人以上育児の最強の味方
“平等”とはそれぞれの子どもの特性や年齢に関わらず、全く同じ機会を提供することです。それに対し“公平”とは同じ結果が得られるようにそれぞれの子に合わせた機会を提供すること。平等は与えるものが同じで結果が異なるのに対し、公平は同じ結果を目指して与えるものを変えるのです。子育てに必要なのは公平であること。それぞれの気持ちや特性に合わせたサポートをすることで子どもの気持ちは満たされます。
同じ願望でも満たし方は違う。それぞれのニーズに寄り添うとうまくいく
5歳のK君と4歳のC君は元気いっぱいの兄弟です。2人ともお母さんが大好きで、取り合いになることもしばしば。お母さんはある時それぞれに「あなたはどうしたいの?」と聞いてみたそうです。「2人とも全く違う返事でびっくりしたわ」とお母さん。「上の子は一緒に公園で遊んでほしいって言って、下の子は二人だけでゆっくりお風呂に入りたいって言うの」お母さんと一緒にいたいという目的は同じでも、どう過ごしたいかが子どもによって違っていたのです。
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