FacebookInstagramYouTube
友だちにきつい言葉を使う子には気持ちを代弁することから始めよう

Baby&Kids

友だちにきつい言葉を使う子には気持ちを代弁することから始めよう

vol.1351【1日1成長お母さん】気持ちを受け止め、自分の気持ちを相手に伝える方法を教えよう

きつい言葉を使う子は、友だちを傷つけようとはしていないこともある

「優しい子になってほしい」と願いながら子育てしているお母さんは多いのではないでしょうか。そんな風に思っているお母さんが、子どもが友だちに対してきつい口調を使ったり使われたりしている姿を見ると驚きますよね。
でもこのきつい口調は必ずしも友だちを傷つけようと言っているわけではありません。中には自分の気持ちをうまく伝えられず、その子自身が辛い思いをしている場合もあります。
まずはきつい言葉を使った子の気持ちを知ることが必要なのです。

まさかうちの子が友だちにきつい言葉を使う姿を見てしまいショックを受ける

5歳のTくんのお母さんは見てしまいました。Tくんが幼稚園で友達に「バカ。Aくんは入れてあげない」と言っている姿を。それを見たお母さんは大きな驚きとともに、普段から友達にこんなことを言っていたのかなと心配になりました。
お母さんとしては、嫌なことがあったとしても友だちには優しく話したり接したりしてほしいもの。家では優しいTくんのはずなのに「なんでそんな言い方を」とお母さんはその姿を信じられずにいました。

きついことを言うのは自分を守ろうとしているだけ。気持ちを受け入れよう

Tくんのようにきつい言葉を使う子は相手を傷つけようとしているのではありません。きつい言葉を使うことで自分を守ろうとしているのです。
自分の感情を人に伝えるのが苦手なので、嫌なことをされても「やめてほしい」という思いをどう伝えたらいいか分からないのです。「バカ」などという言葉が口に出てしまうのはそのため。
まずは苛立っている子どもの気持ちを受け入れましょう。お母さんが受け入れることで、ありのままの自分を出せるようになります。

SHAREFacebook
POST
LINELINE