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2歳の「イヤ」は成長の証。否定せず共感することから始めよう
思い通りにならないとすぐに大泣き。お母さんのイライラは増すばかり
2歳頃になると自我が芽生え始め「あれがしたい」「これがしたい」と自己主張が始まります。
やりたいことがうまくできなかったり、思い通りにいかなかったりした時に気持ちがうまく言葉にできず突然泣き出してしまうことがあります。この時期は知能が著しく発達し、自己主張が強くなります。しかしまだうまく話すことができずに泣くことで表現しているのです。
「いい加減に泣き止みなさい」と感情的に叱ってしまうと収拾がつかなくなりお母さんもどうしたらよいのか悩むこともあるでしょう。
子どもが泣き出したら気持ちを否定せず「嫌だったのね」と共感しよう
もうすぐ2歳半になるMちゃんは、ある日お母さんと一緒に公園に行きブランコで楽しく遊んでいました。「もうご飯の時間だから帰ろう」とお母さんが声をかけるとMちゃんはまだ帰りたくなかったため「イヤ」と言って泣き出してしまいました。
「ほらもう暗くなるから帰るわよ」と伝えるとますますヒートアップ。人前で大泣きされるとお母さんも焦ってしまいますね。
こんな時はまず「嫌だったのね」と子どもの気持ちを受けとめてあげましょう。
まだ自分の気持ちを言葉にできない年齢。子どもの気持ちを代弁してあげよう
子どもが泣き出した時は「嫌だったのね」と子どもの言葉をそのまま繰り返し、気持ちに寄り添ってあげましょう。すると子どもは「お母さんが分かってくれた」と安心し落ち着いてきます。
「まだ遊びたかったのね」と子どもの気持ちを代弁するのもおすすめです。代弁することにより自分の気持ちが分かると、心の整理ができ子どものストレスが減るのです。こうすることで段々と「イヤ」と泣き叫ぶだけではなく「○○したい」と自分で気持ちを相手に伝えられるようになります。
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