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「やりたい」を認めることが問題解決力を育むスタートライン

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「やりたい」を認めることが問題解決力を育むスタートライン

vol.1398【1日1成長お母さん】失敗の原因より解決法を探す視点が子どもの積極性を育てる

子育て中は時間が足りない!子どもの失敗を時間のロスと捉えるお母さんへ

お母さんは子どもの世話や掃除や家事もして忙しい毎日です。
子どもにはいろいろな経験をさせてあげたいけれど、時間がないことに悩むお母さんも多くいらっしゃいます。時間短縮のために子どもが自分でやれることも、お母さん自身がやっていませんか?
確かに、お母さんがした方が効率よく済むことは多いでしょう。子どもにやらせれば失敗することもあります。
しかし失敗を最後までやりきらせると責任感が育まれます。お母さんは見守り、やり切れるようにサポートしてあげましょう。

失敗はどんどんさせよう。経験から学ぶことはお母さんの助けとなる!

3歳のKくんは、お母さんの真似をして様々なことを「やりたい」と言ってくるのでお母さんは困っていました。ある日勇気を出して、コップにお茶を注がせてみました。お茶がドバッと出て机も床も水浸しです。Kくんは「こぼしちゃった」とつぶやきました。
お母さんはすぐに布巾を持ってきて、Kくんと一緒に拭きました。後日、今度はお母さんが牛乳をこぼしたとき、サッと立ち上がり布巾を持ってきたKくんの行動にお母さんは驚きです。
経験から解決法を覚えていたのです。

失敗の先には成功がある!子どもの失敗経験は成功への一番の近道

子どもが「やりたい」と言って初めて挑戦することに失敗はつきものです。失敗したときには、RQR法を用いて問題解決法を一緒に考えることで未来の成功をつかむ近道になります。
RQR法とは“リピート・クエスチョン・リクエスト”の頭文字です。先ほどのKくんの例で言うと「こぼしちゃった」には「こぼしちゃったね」と繰り返し「どうする?」と解決法を引き出す質問をします。
答えをまだ知らない場合は「雑巾で拭こう」と提案し解決法を教えることで、問題解決力がUPします。

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