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母乳とミルクの混合育児ってどうなの?メリットとデメリットをご紹介☆

出典:photoAC

Baby&Kids

母乳とミルクの混合育児ってどうなの?メリットとデメリットをご紹介☆

無事に出産を終えたけれども産後、ママの体調が安定せず、母乳が出ない、と悩むママもいるのでは。また赤ちゃんの成長と共に赤ちゃんの歯が生えてきて、ママの乳首を噛んでしまい。母乳があげづらいこともありますよね。特に生後7ヶ月頃に悩むママが多いようです。そこで、母乳とミルクを交互にあげて育児をする混合栄養育児をご紹介。免疫を母乳からもらって、ミルクから母乳に少ない成分を補うという良さがありますよ。では、混合栄養育児とはどのようなものか、メリット、デメリットといっしょに見ていきたいと思います!
 

■ミルクは悪いものじゃない!

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・母乳でもミルクでも栄養はそこまで変わらない

産後すぐから数日間 出る黄色っぽい色をした乳を初乳といい、そのなかには免疫グロブリンA、ラクトフェリンという成分が入っており、赤ちゃんを病気から守ってくれます。
一方、ミルクには血液を固めるのに関係するビタミンKや、骨の成長に大切なビタミンDなどが含まれています。
そして母乳とミルク、どちらにも共通する栄養素として、乳糖や脂質、オリゴ糖、タンパク質などが含まれています。なので、初乳は飲ませたほうがいいけれど、それ以降は母乳でもミルクでも、栄養面や健康面に大きな差はないと言われています。
 

・赤ちゃんへかける愛情は変わらない

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母乳ではなくミルクだと赤ちゃんに対して愛情がわかない、と聞いたことがあるママもいるのでは。でも、ミルクを飲んでいる姿や赤ちゃんの匂いに幸せを感じ、ママの赤ちゃんへの愛情は、母乳をあげるのと変わらず、どんどん増してくるそうです。この子を育てなくてはいけないと強く感じるようにもなり、赤ちゃんに対する愛情は、母乳ではなくミルクをあげても変わらないですよ。
 

・ミルクのほうがいろいろ大変

哺乳瓶や哺乳瓶用の乳首を消毒して準備をしないといけないのは、大変。
洗い物も増えてママの負担は倍増です。
またミルクの場合、空気といっしょに飲んでしまい、げっぷがなかなか出ず、吐き戻しをすることがあるので、気をつけないといけません。

 

■母乳とミルクを交互にあげるときはいつ?

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・母乳だけでは足りないなと思ったとき

ママの体質やその日の体調で母乳がなかなか出ないときがあるもの。
いつもよりもおしっこの量が少ない、うんちがかたい、口が乾いているなど、赤ちゃんの体調に異変を感じたら要注意。母乳が足りていない可能性があります。ミルクを足して様子をみてみましょう。

 

・仕事の再開でミルクに切り替えたいなと思ったとき

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産後、仕事に復帰するママも多いのでは。
ミルクは子どもを預けている時間だけあげるようにし、母乳は朝、家を出る前や帰ったあとにあげる、というママも。
仕事が終わってからは、保育園で
子どもが飲んだ量や回数を保育園の連絡ノートで確認したり、お迎えのときに保育士さんから聞いたりして、家に帰ったあとの授乳する回数や量をイメージします。
ママと離れていた分、寂しかった想いでおっぱいに長くついてしまうこともあります。そういうときは、赤ちゃんの気持ちをうけとめて、たっぷりとスキンシップを取ってあげてくださいね☆


 

・他の家族とのスキンシップを増やしたいなと思ったとき

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おじいちゃん、おばあちゃんが近所に住んでいるときや同居しているときは、あやしてもらうだけでなく、ミルクもあげてもらうと良いでしょう。孫への愛着が強まり、赤ちゃんも成長したときおじいちゃんやおばあちゃんを大事に思うように。
また、パパに赤ちゃんを預けて、ママは気分転換にお出かけするのもいいですね。この時期のパパと赤ちゃんのスキンシップは大切ですよ。もし赤ちゃんがミルクを飲まなかったときを考えて、搾乳したものを準備しておくと飲んでくれることがありますので保存しておいても良いかもしれません。

 

■混合栄養育児のメリットは?

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これからは混合栄養育児をした場合のメリットについてお話したいと思います!

・家族間のスキンシップが増えて良い

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パパにも1日1回はミルクをあげてもらって、赤ちゃんのお世話をしてもらうと良いですよ。
特に産後すぐにかかわってあげると、パパとしての自覚が芽生えていくようです。また、生後半年から1歳半の間にパパがミルクをあげるなど、赤ちゃんのお世話をすることによって、「オキシトシン」という愛情ホルモンがパパにも赤ちゃんにも出てくるそうです。このオキシトシンで愛着関係が築けるようになり、赤ちゃんは安心してパパとかかわることができるようになっていきます。
 

・卒乳が楽になって安心ということも

赤ちゃんがミルクに慣れ、母乳の回数を減らしていくと、卒乳が圧倒的に楽になっていくそうです。でも、逆に赤ちゃんによってママとの母乳の時間が好きでおっぱいから離れられないという理由で、なかなか卒乳できないことも・・・。気長に見ていきましょう。
 

・災害が起きたとき、対応がしやすい

地震や台風など災害がいつ来るか分かりません。断水して哺乳瓶を洗えなくなったときや被災して避難所に滞在することになったとき、母乳があげられるならよいのですが、ママの体はデリケートで、不安で母乳が出なくなることも。そんなときは、紙パックや缶の液体ミルクを持っておくと安心です。
 

・どれくらい飲んだか量が分かって安心

哺乳瓶には目盛りがかいてあるので、毎回赤ちゃんの飲んだ量がすぐにわかって、ママが赤ちゃんの体調を把握しやすい、という点もメリットのひとつです。飲んだ量が少なかったら体調が悪いのかな、と気づいてあげやすいですし、すぐにゴクゴクと飲んでしまったら、気温が高くて喉が渇いていると気づいて、量を足してあげることもできますね!
 

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