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やりたいことを思い切って先に!ソワソワが落ち着き集中して取り組める
子どもがお支度をする時のルールを知ろう。観察し、見極めることが大切
子どもが3、4歳になると、自分でお支度をできるようにと教えはじめるお母さんも多いでしょう。
“自分のことを自分でする力”を育むのは、4歳が適していると言われています。脳の発達により先の行動を予測する力が4歳から育ち、計画力を育むことができるようになるからです。
大切なのは“やること”の順番やタイミングをお母さんが決めすぎないこと。初めは教える必要もあるでしょう。しかし大人が待つことで、子どもが自主的に考え行動する力が育つのです。
声をかけなくても自分でお支度ができたのは、欲求が満たされたから
4歳のSくんは幼稚園に通っています。登園前のお支度も降園後のお片付けも一人でやりきることがほとんどです。
ある時、園から帰宅後にSくんがかばんを玄関に置いたままテレビを見はじめました。お母さんは「今声をかけたら怒るだろう」と諦めモードでSくんが見終えるのを待ち、声をかけることにしました。
するとテレビを見終えたSくんは、自分から玄関へ行き降園後のお片付けを始めました。
お母さんはびっくりしたのと同時に、待ってよかったと思ったのでした。
“できた”を言葉にして伝えよう。その言葉がけの継続が習慣化に導く
やりたいことがあるとき、大人も子どももソワソワして落ち着きませんよね。特に、活発な子は欲求に素直なので、やりたいことを優先してしまう傾向にあります。
そんなときは、やりたがることを思いきってやらせてみてください。欲求が満たされれば、落ち着いて次のことに取り組むことができます。
そして「自分で始められたね」や「お母さんが言わなくてもできたね」と声をかけましょう。
習慣化させるためには、お母さんが子どもの“できたこと”を言葉で表現し、伝えることが大切です。
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