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突然の哺乳瓶拒否!その理由と克服方法、治し方を解説します
とはいえ、できれば哺乳瓶で飲んでほしいので、どう対応すればいいのか、そもそもなぜ拒否してしまうのかなど、哺乳瓶拒否についてまとめたので見ていきましょう。
■知りたい!哺乳瓶拒否はなぜ起こるの?
どうして赤ちゃんが哺乳瓶を拒否するのか、その理由を探ってみましょう。
・完母も混合も!ミルクよりも母乳が好き
ミルクと母乳の混合育児をしている場合、ミルクと母乳の味の違いによって、哺乳瓶拒否をしてしまう可能性があるのだそう。赤ちゃんは、生後1カ月~3カ月頃から味がわかると言われています。ミルクの味よりもママの母乳が好きだという可能性もあるでしょう。・哺乳瓶の乳首が月齢に合っていない
ミルクを飲む赤ちゃんの月齢に合った乳首が使われていないと、吸っても出てこない、吸うと適量よりも多い量が出てしまうことも。
哺乳瓶=飲みにくいと思ってしまい、哺乳瓶を拒否している可能性があります。赤ちゃんが飲む口を見て、きちんとミルクが出ているか、口から溢れてしまっていないかなどを確認してみましょう。
・ミルクの味が好みでない
ミルクは全部同じ味じゃないの?と思っている人もいるかもしれませんね。実はミルクは、メーカーによって香りや味が異なります。また、味が濃かったり薄かったりしても嫌がる場合があるようです。
・ミルクの温度が熱いor冷たい
母乳中心で授乳していて、ミルクの扱いに不慣れなママやパパがミルクを作ると、熱すぎたり、反対に冷めすぎたりしてしまうことも。温度が合っていないことが、哺乳瓶を嫌がる原因のひとつでもあります。
・ミルクアレルギーの可能性がある
ミルクを飲ませても、吐いてしまって飲んでくれない…というときは、ミルクアレルギーが原因になっているかも。アレルギーの場合は、嘔吐以外にも下痢やじんましんなどの症状もあるため、注意が必要です。アレルギーと判断されれば専用のミルクを飲むようになります。自己判断はせずに、医療機関で判断してもらってくださいね。
■【対策】コレで克服できる!哺乳瓶拒否のおすすめの治し方
どうにかして哺乳瓶拒否を克服してもらいたい…。どう対応すればいいのか、克服に向けての方法をご紹介しましょう。
・お風呂上りにチャレンジしてみる
お風呂では濡れているので気づかないかもしれませんが、汗をかいているので、お風呂上がりは大人と同じく赤ちゃんものどが渇いている状態です。その状態だと哺乳瓶拒否をしている赤ちゃんでも飲ませやすいと言われています。・おっぱい飲ませておいてサッと哺乳瓶に変えてみる
おっぱいを飲んでいる途中で、まだ飲みたいと思っているときにサッと哺乳瓶に変える方法です。眠いときなど、赤ちゃんが寝ぼけているときだと成功しやすいのだそう。ただし赤ちゃんが嫌がるようなら、無理はせずにまた違うときにチャレンジしてみましょう。・ミルクの種類を変えてみる
先述したとおり、ミルクでもメーカーによって味や匂いが違います。今現在使っているミルクとは異なる種類で試してみると、案外すんなり飲んでくれたというママの声もあるんです。
・哺乳瓶を変えてみる
哺乳瓶にもいくつか種類があり、メーカーが異なるのはもちろん、耐熱ガラス製やプラスチック製などあるので、哺乳瓶の種類を変えてみるのもひとつの手です。
・哺乳瓶の乳首を変えてみる
こちらも先述したとおり、乳首にもサイズや形があり、月齢に合わせる必要があります。月齢で変えるだけでなく、メーカーによっても違いがあるので、いろいろ試してみるといいでしょう。・お腹がすいているときにチャレンジしてみる
5カ月頃からは離乳食も始まり、赤ちゃんもいろいろなものを試す時期ですよね。本来なら離乳食をあげたあとにミルクやおっぱいをあげますが、哺乳瓶を拒否している間だけ、離乳食をあげる前に飲ませてみてもいいかも。空腹なら拒否することなくスムーズに飲めることも多いのだそうです。■混合育児のママにおすすめ!乳頭混乱を起こしにくい哺乳瓶&乳首
混合育児をしていると、母乳と哺乳瓶で乳頭混乱を起こして哺乳瓶を拒否してしまっている可能性も。起こしにくいといわれている哺乳瓶をご紹介します。
・【母乳実感】乳首に近い形で作られている
混合育児を想定して、ママの乳首に近い形を再現している哺乳瓶が『Pigeon(ピジョン)』の「母乳実感」。耐熱ガラス製とプラスチック製とあるので、お好みで選べるのもうれしいですよね。
・【母乳相談室】新生児時期におすすめ
母乳相談でよく耳にする「公益社団法人桶谷式母乳育児推進協会」指導のもとで作られた哺乳瓶。業務用なので、店頭での販売はなく、産院や桶谷式母乳育児相談室に問い合わせの上購入が可能です。
母乳への移行をトレーニングするために作られているので、サイズはSSのみ。新生児期に哺乳瓶拒否で悩んでいるママにおすすめです。
・【ビーンスターク】口周りの筋肉をしっかり使う作り
口腔外科の先生と共同で開発された哺乳瓶で、口の周りをしっかり使わないとミルクが出てこない設計になっているので、母乳との混合育児をしている赤ちゃんにおすすめ。
ガラス製の細口タイプと、プラスチック製の広口タイプがあります。細口タイプは持ち運びが便利で、頻繁に煮沸消毒しても劣化の心配なし。広口タイプは粉ミルクが入れやすく、洗いやすいというメリットがありますよ。
・【ヌーク】ママがおすすめしたくなる哺乳瓶
使ったママの99%が、友人に薦めたいという『NUK(ヌーク)』の「ネイチャーセンス」。乳首に複数の穴が開き、おっぱいのようにミルクが出る構造になっています。そのため、赤ちゃんの本能である“おっぱい飲み”ができ、拒否する赤ちゃんが少ないのだそうですよ。
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