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挨拶できる子に育てるには、ガミガミしつけるより見本を見せよう

Baby&Kids

挨拶できる子に育てるには、ガミガミしつけるより見本を見せよう

vol.1484【1日1成長お母さん】お母さんが元気に挨拶する姿は子どもの記憶に刻まれているもの

モジモジして返事をしない我が子が心配。将来困らないようしつけたいもの

繊細で人見知りが激しく、新しい環境に馴染むのに時間がかかる子がいます。
赤ちゃんのときはお母さん以外の人が抱っこすると大泣きしたり、外に遊びに行ってもお母さんからベッタリ離れなかったりします。お話しできるようになってからでも人前ではモジモジし、自分の意見が言えない姿を見ると「こんなに弱くて大丈夫かしら」と心配するお母さんも多くいます。
でも大丈夫。今はモジモジしていてもいずれ自己主張できるようになります。それまで待ってあげましょう。

園生活にも慣れ自分らしさを発揮しているものの挨拶できないことが心配

保育園に通う4歳のAちゃんは控えめなタイプの女の子。保育園に通いだして4年目なので、クラスのお友だちと仲良く遊んだり園生活でもAちゃんらしさが出てきました。しかし挨拶はなかなかできずにいました。
先生が「おはよう!」と言うと先生の方を向きますが無言のままです。お友だちが挨拶したときはちゃんと答えているのに、先生や近所の顔なじみの人に対しては返事ができずにいます。
お母さんは何度か「おはようって言える?」と促してきましたが、いまだに挨拶できないAちゃんを心配していました。

挨拶が“できない”のではなく“やりたいけど勇気がない”だけなのです

控えめなタイプの子は些細なことでも傷つきやすく、とても繊細な心を持っています。
自分から声をかけても“返事をしてくれなかったらどうしよう”と不安な気持ちも持ち合わせています。そして“私のことがキライなのかな?”と悪い方へ物事を考えてしまう傾向が強いのです。
お母さんからすれば挨拶することは簡単でも、このタイプの子には勇気が必要なのです。挨拶ができないのではなく、やりたいけど勇気が出ないだけだと理解してあげましょう。

 

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