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感情のコントロールの鍵は、お母さんに共感してもらえること
vol.1485【1日1成長お母さん】お母さんに感情を代弁してもらえると、落ち着くことができる
子どもが怒ったり泣いたり激しい感情を表しているときは分かってほしいとき
子どもがやりたいこと、もしくはやりたくないことを主張するときに泣きわめいてしまうことがありますね。手を付けられないほど泣いて怒ってしまうと、お母さんは困り果ててしまうかもしれません。
何度もやり取りを繰り返す中で「この子は何を言っても聞かないわ」と思うこともあるでしょう。
子どもが感情的になっているときには話を聞く準備が整っていません。聞く準備を整えるには、感情を受け止めることから始めてみましょう。
子どもは自分が伝えたいことを言葉でうまく表現できないとイライラしてくる
子どもは語彙力が乏しいため、言葉から正確な情報を聞き取るのは大変ですよね。子どもの気持ちを聞き取るためには、まずは感情を受け止めてあげてください。
子どもがイライラしたり、感情的になる一番の原因は主張を“理解してもらえない”からなのです。
子どもの感情を「怒っているんだね」などと言葉にしながら、背中をポンポンとするタッチングをしてみましょう。「分かってもらえた」と思うとだんだん落ち着いてきます。
子どもの気持ちを聞いたら言い換えではなく繰り返しで共感を伝えよう
5歳のRくんは折り紙で手裏剣を折りたいのですが、色合いがイメージと違っていてお母さんに手伝いをお願いしました。
お母さんに「違う」と伝えるとお母さんは“折り方”が違うと思って、折り方の提案をしました。しかしRくんは“色合い”が違うと困っていたので、お母さんの対応にかんしゃくを起しました。
次にお母さんがRくんに「違うんだね」と言いながら背中を優しくさすると、Rくんは落ち着いて色合いが違うことを何とかお母さんに伝えられました。
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