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好奇心や探求心のある子に育てるには、子どもの遊びを見守ろう

Baby&Kids

好奇心や探求心のある子に育てるには、子どもの遊びを見守ろう

vol.1523【1日1成長お母さん】興味のあることを最後までやらせて自ら学ぶ力を育てよう

遊びに集中している子どもを見守ると子どもが多くの学びを得られる

遊びの帰り際、なかなか帰ろうとしない子どもに「いい加減にしなさい。早く帰るわよ」と、お母さんは言いがちです。帰って夕飯の支度をしてお風呂にも入れてと考え出すと、まだ遊びたがる子どもにお母さんはついイライラしてしまいますね。
でも少しだけ子どもの行動を待つことで何か学びを得られるかもしれません。子どもが何かに集中しているときは頭をフル回転させているとき。声を掛けるのを待って様子を見守りましょう。

子どもの自分で学ぶ意欲を伸ばすには、やりたい遊びを最後までやらせよう

子どものやることには意味があります。帰らないのも何か理由があるのです。
子どもは遊びの中で探求を繰り返し、学んでいきます。身の回りのものやできごとが何のためにあるか実体験を通して確かめているのです。気になるものをどこまでも追いかけたり、自分が何かをすると周りも変化することに気づいたりします。
探求を最後までやらせると子どもはできごとを理解し、楽しくなります。分かる楽しさを知ると学ぶ意欲が出てきますよ。

子どもの“やりたい”を認めると、自分から学ぶ集中力のある子どもになる

4歳のEくんは、暗くなっても川沿いの遊歩道から帰りません。お母さんは叱るのをこらえて、Eくんを少し観察しました。どうやら道端の花に止まっている小さな黒い虫が気になっているようで、じっと見つめています。
5分後「お花の中で虫が動いていたよ。ご飯を食べていたのかな。もう帰るよ」とEくんは納得した様子でした。その集中力にお母さんは驚きます。生き物に興味が出てきたこともうれしくなり、図鑑を買うことを約束しました。

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