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行動力に継続力をプラスして小さな“できた”を積み重ねよう

Baby&Kids

行動力に継続力をプラスして小さな“できた”を積み重ねよう

vol.1527【1日1成長お母さん】途中で違うことを始めちゃう子も軽く触れることで最後までできる

興味の対象がどんどん変わることは長所にも短所にもなると知っておこう

好奇心旺盛な子は興味の対象が次々と変わっていきます。目に入るもの全てに目移りしてしまうほどです。このようなタイプの子は一つのことを深く考えたり行動し続けたりすることが苦手なので、短所のように捉えるお母さんもいるでしょう。
しかし、興味の対象が変わりやすいということは、新しいことを思いつくアイディアマンになれたり面白いことを発見したりすることに繋がり、そしてそれを実現する抜群の行動力があるともいえるのです。

途中で違うことを始めてしまったら軽く触れて今すべきことへ意識を戻そう

Hちゃんは、楽しいことを見つけるのが得意です。お母さんはHちゃんの集中力がなくて落ち着きがないことに困っています。
ある日、Hちゃんはお片付けをしている途中で片付けるはずのおもちゃで遊び始めてしまいました。
お母さんはHちゃんに軽く触れながら「今、何をする時間だったかな?」と尋ねました。Hちゃんは遊びの手を止め「あ、お片付けの時間だった!」と元気にお片付けを再開。
その後、お片付けを最後までできたHちゃんはお母さんとハイタッチで喜びました。

意識を切り替えるには、声をかけるだけより軽く体に触れることが効果的

好奇心が旺盛な子は、一つのことに集中して長く取りくむことが苦手です。そんなときに「集中してやりなさい!」と怒鳴っても意味はありません。声をかけただけではすぐに意識を切り替えられないこともあります。
まず、優しく体に触れることで意識をこちらに向けさせます。それから「今は何をする時間かな」と問いかけて子ども自身に考えさせましょう。
体に触れながら自分で考られるような質問の仕方を工夫することで、子どもに強く意識づけられ一つのことを最後までやりきれる力が育つのです。

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