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【短期集中連載】スポーツ栄養士・吉村俊亮さんに聞いた栄養食の秘密

Baby&Kids

【短期集中連載】スポーツ栄養士・吉村俊亮さんに聞いた栄養食の秘密

多くのアスリートたちのマネジメント事業を展開するUDN SPORTSが、このたび社会貢献型ブランド「SHIFTH」を始動。第一弾アイテムとして、日焼け止め、リストバンド、カルシウム貯金応援食品が発売となりました。mamagirl webは、このまったく新しいムーブメントに着目。「SHIFTH」に関わる方々のインタビューを集中連載します。
2回は、スポーツ栄養士の吉村俊亮さんが登場。担当した「KIDS FULL」の開発秘話から、「たった5品でOKの栄養バランス食」や「運動神経を育む遊び」まで、成長期の子どもを持つママたちが気になることを教えてもらいました!

 

子どもの習い事でも大切! パフォーマンスを上げる秘訣は?

管理栄養士、フードスペシャリスト、サプリメントアドバイザーなど、食に関するさまざまな専門家である吉村俊亮さん。
さらに
NSCA-CPTAHA-BLS-HCPといったトレーナーやヘルスケアの資格の持ち主でもあります。栄養面と運動面の両方の知識を兼ね備えた指導力により、サッカーの香川真司選手やバドミトンの桃田賢斗選手などの数々のトップアスリートも担当。栄養士兼トレーナーとして活躍されています。


吉村さんは、プロのスポーツ選手だけでなく、学生や子どもたちの指導の経験も。そこで、スポーツが上手になるために大切なことを聞きました。

吉村さん
「うまくなりたいと思うと、やみくもにトレーニングしがち。でも、トレーニングのときに体がどんなコンディションであるかとがても重要です。ベストの状態であれば練習の100%が役立つのに、悪いと50%の成果しか得られないことも。いくら練習しても無駄が多くなってしまいます」


では、体のコンディションを整えるために必要なものとは?

吉村さん
「やはり、栄養と睡眠ですね。小学生のスポーツチームの監督さんから、子どもたちに栄養バランスを意識させたら熱中症と怪我が減ったという報告をもらいました。事故防止のためにも、食事、休養、そして練習という3つのバランスを意識してほしいです」


ママがラクになる! たった5品の栄養バランス満点メニューとは?

栄養バランスが大切なのはわかっているものの、好き嫌いがあったり、時間がなかったりで、ママたちにとって食事作りは悩みのタネ。

吉村さん
「そこで僕がおすすめするのが、つぎの5つの食材。例えば時間がないときの朝食も、これならすぐできて、しかも栄養がばっちりなんです」

【吉村さんおすすめ! 5品で栄養バランス満点メニュー】
・ご飯 茶碗1杯
・納豆
・卵
・牛乳
・柑橘系100%のジュース

吉村さん
「栄養バランスを取ろうと思ったとき、みなさんが苦労されるのが野菜を多く取ろうとすること。実は、野菜はビタミンを摂るために食べるというイメージがありますが、もの凄く多くビタミンを含んでいるわけではないので、納豆や柑橘系フルーツジュースでもまかなえるんです」

野菜というと、ビタミンをとるためにも必要と思いがちです。

吉村さん
「肉や魚、卵といったたんぱく源にも、ビタミンは豊富です。特に成長期にはたんぱく源が必要なので、積極的にとりたいですね。牛乳でカルシウム、柑橘系100%のジュースでビタミンCやカリウムなどがおぎなえます」

こんなふうに、手抜きに見えてきちんと栄養がとれるメニュー、知っておくと便利ですね!


将来のために!とっておきたい栄養がつまった「KIDS FULL」

栄養バランスのいい食事を心がけていても、なかなかとれないのがカルシウム。現在の日本では、国がすすめる量をほとんどの子どもたちがとれていません。

吉村さん
「カルシウムはよく知られているとおり、骨の発育に必要不可欠な栄養素。スポーツは体格が深くかかわるので、成長のために必ずとっておきたいものです。さらに、骨量というのは20歳くらいをピークに徐々に減っていってしまうので、いかに子どものころにカルシウムをとって骨量を上げておくかは、子どもの将来にとっても非常に重要です。また、カルシウムは筋肉を動かすのにも重要な働きが。不足していると筋肉がつってしまうことがあり、怪我防止のためにもとっておきたい栄養素です」


アスリートたちによる社会貢献活動「SHIFTH」から生まれたアイテム「KIDS FULL」は、今の日本で子どもたちが不足している栄養素、カルシウムに着目。吉村さんは栄養の専門家として開発に協力しました。

▼「SHIFTH」の取り組みについてはこちらもチェック!▼
https://mamagirl.jp/0000211548

吉村さん
「これからの日本のスポーツを支える子どもたちにとって、プラスになる商品ということで共感しました。カルシウムの吸収をよくする組み合わせや、普通の食事との兼ね合いでとりすぎないようにしたい栄養素の配合などを考えて開発しています」


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