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兄弟げんかはたくさんさせよう。けんかから学べる大切な力がある

Baby&Kids

兄弟げんかはたくさんさせよう。けんかから学べる大切な力がある

vol.1596【1日1成長お母さん】子どもの嬉しい体験も悲しい体験も、優しさの源になる

兄弟げんかは思いやりがないから?実は思いやりを育むために大切な過程

兄弟がいるおうちでは楽しく遊ぶ姿だけでなく、けんかをすることもありますね。兄弟げんかが始まると言葉が乱暴だったり、おもちゃを取り合ったりしている姿を見て、思いやりの気持ちが見えず心配になることもあります。つい口を出してしまうお母さんも多いと思います。
けれどそのまま子どもだけに任せてみると、時間がかかるのですが自分たちで解決する方法を探そうとします。
その力を伸ばすためにはまず子ども自身がたくさんの経験をすることが大切です。
 

小さな兄弟げんかは子どもに任せてみよう。子どもの解決する力が伸びていく

RくんとHちゃんは3歳違いの兄弟です。おもちゃの取り合いで毎日のようにけんかをしています。お母さんは「いいかげんにしなさい」「順番にしなさい」「もうあなたがやめなさい」と、だんだん指示が多くなります。
しかし子どもはけんかをやめません。お母さんが子どもに任せて、少々のいざこざは学びの機会だと見守ると、子ども同士で妥協点を見つけけんかが収まったのです。
子どもたちだけで乗り越えられたことにお母さんは驚き、そして嬉しく感じました。

子ども自身の経験が思いやりの気持ちを育てる。子どもの力を信じよう

5歳頃になると人の気持ちに寄り添う“共感”ができる能力が発達します。相手を叩いてしまったら痛いだろうな。相手にこんなことをしたら悲しむだろうな。などと相手の気持ちを想像する力です。
男の子は女の子よりも気持ちを察することが苦手だとされていて、自分の体験をベースにして育くんでいきます。
男の子が人の辛さや悲しさを知るためには、辛い悲しい体験を通して学んでいきます。さらに体験を通して人をいたわる気持ちが芽生えます。

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