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こだわりの強い子が好きなことを見つけたら一緒に強みを育てよう
vol.1691【1日1成長お母さん】好きなことを認めてもらえることは子どもにとって最高の幸せ
年齢に関係なくこだわりを持つ子はそれが長所になることを理解し認めよう
子どもは発達の過程で自分で決めた規則通りに行動したがる時期がありますが、年齢や発達過程に関係なくこだわりの強い子がいます。例えば、毎日同じ服を着たがったり、好きなアニメを繰り返し見たがったり、同じメニューを食べたがったりする子がいるのです。この強いこだわりは子どもの生まれ持った特徴です。このこだわりや繰り返す行動を長所として伸ばすと忍耐力や継続する力を持った自信のある子に成長します。
こだわりを認める方法は「これが好きなのね」と言葉にしてあげるだけでOK
こだわりが強い子は、興味のあること、ないことがはっきり分かれます。好きなことに出会うまで時間がかかりますが、好きなことを見つけたときは驚くほどに夢中になります。服、食事、場所、気に入ったものに対するこだわりの強さにとまどうお母さんもいるかもしれません。しかしお母さんが「この服が好きなのね」「このメニュー好きなんだね」と認めてあげることで好きなことに対してもっと興味を持ったり、追求したりします。その結果、集中力や継続する力が育まれることにつながるのです。
好きなものを通して子どもの視点が見えてくる。子どものこだわりを認めよう
Tくんは7歳。小さなころから食べるもの、服、テレビまでお気に入りが見つかるとそればっかり。ある日、お母さんは何度も同じテレビ番組を見るTくんに「この番組、面白いんだね」と声をかけてみました。すると普段はあまり学校の出来事を話さないTくんがお気に入りの番組が同じ子がいること、番組の中で流れる歌が流行っていることなどを話してくれました。また、番組内で新しく知った言葉や場所などをお母さんに教えてくれるようになりました。
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