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“お母さんは自分の味方”と知っている子はやり抜く力がある
vol.1756【1日1成長お母さん】子どもが1人でやり遂げるまで“見守る”という応援をしよう
1つのことをやりぬき自信をつけた6歳は卒園式で頼もしい姿を見せてくれる
6歳は幼稚園や保育園では一番大きいお兄さんお姉さん。年少さん、年中さんからすると、背が大きくて自分にはできないことがたくさんできる頼もしい憧れの存在です。0歳から6歳は心の成長の土台を築いています。小学校へ入学する前の1年間は自信を築く1年。子どもが目標を持って何かをやり遂げ、ひとつのことをやり抜く力を身につけ、自信が芽生える時期でもあります。親としてこの時期の子どもにしてあげられること、この1年を応援する方法がいくつかあります。
お母さんは子どものやっていることを見守る。助け舟は頼まれてから
6歳はひとりでできることも増えていますが、難しいことに直面すると心も折れやすいものです。1人でやりたいのに親が手出しをすると怒る子もいるでしょう。子どもが何かをひとりでやり始めたら、子どもから声がかかるまではこちらから声をかけるのはやめましょう。ただ、子どもが何をやっているのかは見守ります。日頃から「手助けが必要な時はお母さんに教えてね」と伝えておくと、子どもの判断でお母さんに手伝ってもらいたい時は自分から伝えてくれる子になります。
“1人でやり遂げた”という自信が次も1人でやってみようという挑戦を生む
6歳のAちゃんは、負けず嫌いな性格。今は折り紙にはまっていて、1人でたくさんの折り方に挑戦しています。折り紙で鶴を折っていたAちゃん。途中で分からなくなり、お母さんを見て「あ〜できない」とさじを投げそうになっていました。お母さんは「何かお手伝いが必要なら言ってね」とだけ言って家事を続けました。しばらくすると「できた」とAちゃんの誇らしげな声。お母さんは「1人で作れたね〜」とAちゃんに言葉をかけました。
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