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子育ての新常識!子どもの嘘は悪ではない。叱らずに理由を聞こう

Baby&Kids

子育ての新常識!子どもの嘘は悪ではない。叱らずに理由を聞こう

vol.1779【1日1成長お母さん】子どもの嘘は自分を守るため。叱らずじっくり理由に耳を傾けよう  

嘘つきの子どもでも泥棒にはならない。嘘の理由に目を向けてみよう

あなたはどんなときに子どもを叱りますか?子育てをしていると、毎日大なり小なり子どもを叱ることがあると思います。そんな中でも「嘘をついたとき」に関しては、特に厳しく叱ってしまうという声をよく聞きます。人としてやってはいけないこと、という考えがあるからですね。実は子どもがつく嘘は全て、自分を守るためのものなのです。本当のことを言って怒られるのを避けようとしているときに嘘をつくのです。具体的にどんな場面か見てみましょう。

本当のことを言ったら怒られるかも。この不安が嘘をついてしまう原因

Nちゃんはブランコで怪我をしてしまいました。擦り傷を見つけたお母さんが「どうしたの?」と聞くと「弟が叩いた」と大人にはすぐ嘘と分かるような言い訳をしました。Nちゃんは自分が約束を守らずに危ない遊び方をしたことを理解していて、そのことを叱られるのが怖かったのです。お母さんは「怪我の理由がわからないとちゃんと手当てができないから教えてほしい」と落ち着いて理由を聞くと、やっと素直に話してくれました。


 

嘘をつく子は賢い子。悪いことをしてしまったと十分理解している

知能が高く考えが深い子ほど、自分を守るために小さな嘘をつくことがあります。これは賢いからこその自己防衛本能です。大人は子どもが嘘をつかなくてはいけない状況になった背景を理解するよう努めましょう。子どもの思いに寄り添うことなく叱りつけてしまうと、次からさらに巧妙な嘘を重ねることになりかねません。嘘をついても解決しないこと、自分の行動に責任を持つことを伝えていくことで責任の取れる大人に成長します。

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