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自己肯定感を高めるには苦手な事の克服より得意な事の向上が○

Baby&Kids

自己肯定感を高めるには苦手な事の克服より得意な事の向上が○

vol.1791【1日1成長お母さん】子どもは“好き、得意”を見つけて伸ばすと幸せな人生になる

苦手克服で自信を持たせたい親心。効果が出るまで時間がかかるのが難点

お母さんは子どもに自信を持たせるために、できないことを克服するためのトレーニングをしようとすることがあります。人見知り、飽きっぽい、水がこわい、集団行動できないなど、子どもが苦手なものを克服させようとします。例えば、人見知りを克服させるために新しい環境に入れたり、水が怖いという子をスイミングスクールに入れたりする、などです。この方法でも自信を持つことができますが時間がかかり、逆に自信喪失してしまう可能性もあります。
 

本当の自信には自分で決めた努力が必要。それは好きなことから生まれる

本当の自信を身につけている子は“自己肯定感が高い”と表現されることもあります。自己肯定感は“自分はありのままで大切な存在なんだ”と思えることです。逆に人と比べて優劣をつけると、条件付きの自信となってしまいとても苦しくなります。自己肯定感を持つには、何かに対して努力してやり抜いた経験が必要です。この努力は、人から与えられた課題ではなく自分で見つけた目標に対してすることが大切です。自分で見つける目標は子どもが興味を持ち“楽しそう”“もっとうまくなりたい”と思うことがきっかけとなります。
 

無理な苦手克服は“できない”と理解するだけ。好きな事は自然と努力する

Tくんは水が怖くてお風呂で頭を洗うのも一苦労。心配したお母さんはTくんをスイミングスクールに入れました。Tくんは毎週のスイミングが苦痛でたまらず、水が好きになるどころかますます水が嫌いになり、とうとう通えなくなってしまいました。ある日、バスケットボールに出会ったTくん。バスケットが習いたい理由をお母さんにしっかり説明しました。Tくんは仲間とのその時間がとても楽しく、悔しくて泣いたりうれしくて喜んだりと目を見張るほどの心の成長を遂げています。
 

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