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すごい?と確認されたら何がすごいのか具体的に答えよう
vol.1822【1日1成長お母さん】「すごい」だけでは結果重視や人からの評価が気になる子になる
お母さんの“すごいね” をうまく使うと子どものやる気がアップする
子どもはお母さんに褒めてもらうのが大好きです。お母さんも子どもを褒めて伸ばしてあげたいと思い「すごいね」「えらいね」という言葉を使うことがあるかもしれません。この言葉を使って褒めるときに気をつけるポイントがあります。これらの言葉は評価を表す言葉です。子どもは“すごい”だけ言われ続けると人からの評価や結果にとらわれ、結果が出ないと不安や不満を募らせる可能性があります。
子どものやる気を伸ばすには“何がすごいのか”具体的な言葉が大切
子どもは常に今より上達しようと頑張っています。子どもの成長を見て大人は“すごい”“えらい”という評価の言葉だけをかけてしまうことが多く、子ども自身もさらに評価されたいと思うようになります。その結果、子どもの中には今の自分にはできなさそうなことだったり失敗したりすることを避けるようになったり、他者と自分を比べて自信をなくしたりする子も出てきます。お母さんは“すごい”だけではなく、何がすごかったのかを具体的に伝えましょう。
褒める言葉を変えるだけで子どもは何にでもチャレンジできる子に変わる
幼稚園に通うMちゃんの口癖は「すごい?」です。苦手なお野菜を食べたり、ひらがなが書けたりするとお母さんに「すごい?」と尋ねます。お母さんは「さすが!Mちゃん、すごいね!」と言って褒めていました。しかしMちゃんはできなさそうなときは「したくない」と言うようになり、困ったお母さんは「頑張って食べた」「毎日ひらがなの練習できた」と具体的に褒めるようにしました。するとMちゃんは積極的にチャレンジして「頑張ったよ!」と言うようになりました。
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