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お手伝いしたい3歳。できるかぎりやらせて自立心を育てよう
vol.1872【1日1成長お母さん】やりたい気持ちを満たせば、将来進んでお手伝いする子に成長する
子どもができそうなお手伝いを用意して、やりたい気持ちを満たそう
3歳頃になるとお手伝いに興味を持ち始めます。慌ただしく夕飯の支度をしているときに限って「手伝いたい」と言いだしたりします。とっさにお願いできそうなことが思い浮かばないので、結局「また今度ね」と断ってしまうことってありますよね。子どものやる気をくじかないためにも、できるだけお手伝いを用意してあげましょう。調味料をボウルに入れる、野菜を洗うなど、簡単なお手伝いを経験するだけでも子どものやりたい気持ちが満たされます。
3歳は“自分でできた”をたくさん経験して、自立心を育てる時期
3歳は自分でやってみたいという“自立心”が育つ時期です。なんでも「やりたい!」と言ってくるので、お母さんとしてはかえって手間がかかって大変だと思います。しかし、お手伝いをしたいと言ってきたら、なるべく本人のやりたい気持ちを満たしてあげましょう。つまずいたときはやり方を教えて、お手伝いがちゃんとできたという達成感を経験させます。この経験が、自分で決めて実行し最後まで責任をとる“自立心”を育てるのです。
できそうなお手伝いを切り分けて与える。最後までできたら感謝を伝えよう
3歳のNくん。お母さんが洗濯物を干しているのを見て、自分も手伝いたいと言いました。お母さんは、ハンカチを渡して「ハンカチを洗濯バサミにはさんで」とお願いしました。次は下着やズボンなど、洗濯バサミに留めやすいものをNくんに渡しました。その間、お母さんはNくんには難しいハンガー類や大きな洗濯物を干します。全部終えて、お母さんが「助かったよ。ありがとう」と伝えると「ふぅ。楽しかったね!」とNくんは満足気に言いました。
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