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忙しいと指示が増える。声かけを変えると自分で考える子に育つ

Baby&Kids

忙しいと指示が増える。声かけを変えると自分で考える子に育つ

vol.1877【1日1成長お母さん】お母さんが伝え方を変えるだけで子どもは考えて行動し始める

忙しくてがんばり屋のお母さんは指示が多めになってしまうので要注意

子育て中のお母さんは起きてから寝るまで時間に追われて大忙しです。特に働いているお母さんやしっかり者のお母さんは時間に追われてしまい、つい「急ぎなさい!」「食べなさい!」など指示をすることが多くなってしまうもの。お母さんは“家事も育児もこなさなくては”とがんばっているのですが、もしかしたら、子どもが指示をしないと動けない子になってしまうかもしれません。
 

指示をどう思っているかに変えるだけで子どもが受け止めやすい声かけになる

「〜してほしい」「〜でうれしい」のような声かけを“I(アイ)メッセージ”といいます。これは相手に「〜しなさい」と命令するのではなく、自分がどう思っているかを伝える手法です。「早くしなさい」と命令をされると指示待ちになるだけでなく、「準備が遅い」など評価されると自己肯定感が下がります。反対に「急いでくれると助かるな」などIメッセージを使うと子どもは受け止めやすく、自分で考えて行動できるようになります。
 

命令や評価は指示待ちに。考えて動く声かけはお母さんがどう思うか

テキパキ動くしっかり者のHさん。お母さんの性格とは正反対の、のんびり屋な子どもにHさんは毎日イライラ。「早くしなさい!」を連呼し行動を促しますが、なかなか子どもが動けるようになりません。ある日子どもが細かい指示がないと動けなくなっているのではと気づきハッとしました。それ以降「あと5分で出発したいな」「今日は遅いから急いでほしいな」と声かけを変えてみることに。すると少しずつですが、指示をしなくても子どもが動けるように変わっていったのです。

 

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