FacebookInstagramYouTube
「いただきます」手を合わせてからの10秒が食事に集中できる鍵

Baby&Kids

「いただきます」手を合わせてからの10秒が食事に集中できる鍵

vol.1916【1日1成長お母さん】初めは形を真似するだけでOK。体の動きを止めると心も落ち着く 

普段の「いただきます」の前に10秒数えるだけで騒がしいご飯時間が変わる

園や学校では「手を合わせましょう」と号令をかけて一斉に「いただきます」をします。この挨拶には感謝の気持ちを表すだけでなく、手を合わせることで心を落ち着かせる効果もあるのです。この習慣を家庭でも取り入れましょう。食事中に気が散ったり、立ち歩いたりする子は「いただきます」の前に10秒間手を合わせてじっとする時間を作りましょう。今からは食事の時間だという区切りにもなり、気持ちが落ち着いて食事に集中できるようになります。 

体と心は繋がっている。心を穏やかにしたいときは、手を合わせてみよう

食事中はふざけたり立ち歩いたりせずに、お行儀よく食べられるようになってほしいものです。しかし「静かにしなさい」と言うだけでは、なかなか子どもの行動は変わりません。そんなときは、体の動きを規制することで感情も静まるという効果を利用しましょう。手を合わせることで外へ向いていた気持ちが自分の方へ向き、じっとできるようになります。さらに声に出して10まで数えることで目の前のことに集中できるようになります。

同じ行動を繰り返してルーティン化すると気持ちの切り替えもスムーズに

4歳のTくんは何にでも興味津々。ご飯の時間もいろんなことが気になってキョロキョロ。つい立ち上がってしまうことも。誤飲や怪我が心配で、お母さんはいつもハラハラしていました。そこで毎回「いただきます」の前に10秒間手を合わせることにしました。するとだんだんとご飯に集中できる時間が長くなってきました。手を合わせることで「今からはご飯の時間だ」と分かるので、それまでの遊びを引きずることなく気持ちを切り替えられるようになりました。

SHAREFacebook
POST
LINELINE