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子どもの“できない”が“できた”に変わる魔法のアプローチ
vol.1930【1日1成長お母さん】子どもには難しすぎるかも?行動を細分化するとうまくいく
「〇〇しなさい」「〇〇してね」で動けない子は伝え方を変えると行動できる
子どもに「着替えなさい」や「出かける準備をしてね」と声をかけることがあります。でも子どもが行動に移せず、イライラして叱ってしまったという経験があるお母さんもいるのではないでしょうか。実はその伝え方は子どもにとっては難しい要求になっているかもしれません。お母さんが少し伝え方を変えるだけで子どもがスムーズに行動できる方法があります。とっても簡単にできますので、ぜひ今日から試してみましょう。
「片付けて」の一言より、やることを細かく分けて伝えると子どもは理解する
3歳のRくんはお母さんに「おもちゃを片付けて」と言われましたが、なかなか進みません。お母さんが一緒にやると片付けられるのに、1人だと何からやっていいか分からず難しそうです。なんでできないのかしら?と考えたお母さんはひとつひとつ指示を出すようにしてみました。「ブロックを1つずつバラバラにして」「次は緑の箱に入れるよ」「最後は棚に置いてね」と順番に声かけをするとRくんは止まることが少なくなり、片付けられるようになりました。
子どもには複雑な動きは難しい!イメージできる簡単な動きから始めよう
子どもに「〇〇してね」と伝えてスムーズに動けないときは、どう行動してよいか想像できないのかもしれません。単純に“片付ける”と言っても、おもちゃを種類別に分ける、それぞれの片付け場所を特定する、収納に収まるように入れるなど色々な動作が必要になります。大人には簡単な指示に思えても、子どもには複雑な動きをたくさん使う難しい動作なのです。子どもが理解できるように動きを分けて、一つずつ順を追って伝えると行動できるようになります。
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