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歌を歌って歩く時間を作ろう。子どもに伝える“ゆっくり”歩く

Baby&Kids

歌を歌って歩く時間を作ろう。子どもに伝える“ゆっくり”歩く

vol.1938【1日1成長お母さん】“急いで”“ゆっくり”速さは曲のリズムを使って伝えよう

親子で時間感覚がずれるのは“ゆっくり”“急ぐ”を理解するのが難しいから

子育ては時間との戦いです。遊びは限りある時間の中でどう満足度をあげられるか、準備や片付けではいかに短い時間で済ませるかなど時間とは切っても切れないものです。ゆっくり歩いてほしいのに子どもが走る、お母さんが急いでいるときに子どもはゆったりしているなど、思い通りにいかないこともしばしば。それは“ゆっくり”や“早く”ということをまだ子どもが理解できていないからなのです。それを理解するのに子どもの大好きな歌を使うと良いのです。
 

事故しないかヒヤヒヤしていた散歩の時間。歌うだけで楽しい時間に変わった

元気いっぱいな3歳のSくんのお母さんは悩んでいることがありました。それは歩いているときにSくんがお母さんの手を離して一人で走っていってしまうことです。急に走りだすので、お母さんは事故に遭うのではとヒヤヒヤしています。そんなときには「歌を歌いながら一緒に行こう」とSくんに伝えます。すると楽しそうにゆったりと歩くようになりました。お母さんといっしょに歌うことで、Sくんにとって楽しい時間にもなり一石二鳥です。
 

子育てに音楽を取り入れ、親子で楽しく場の雰囲気とペースを調整しよう

“ゆっくり”や“早く”などの速さは目に見えません。見えないものを伝えることは難しいものです。そんなときはその場に合った音楽を使いましょう。ゆっくりならゆったりとした曲を使い「いっしょに歌いながら歩こう」と誘います。歩くテンポが自然と歌のリズムに合い、結果的にお母さんの言う“ゆっくり”を実践しやすくなります。歌で場の雰囲気・子どものペースを変えます。また急いでほしいときには運動会の曲などテンポの速い曲を選ぶと効果的です。
 

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