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習いごとにノリノリで参加できなくても、好きなら気長に続けよう

Baby&Kids

習いごとにノリノリで参加できなくても、好きなら気長に続けよう

vol.1956【1日1成長お母さん】人見知りさんの習いごとに焦りは禁物。じっくり腰を据えて見守ろう

新しい環境に慣れるのに必要な時間はみんな違う。早くても遅くてもOK

初めての場所に行くときは、誰しも多かれ少なかれ緊張するものです。しかしそのときに感じる不安の大きさや、慣れるまでにかかる時間は人によって大きく異なります。お母さんが比較的不安が少なく新しい環境を楽しめるタイプの場合、子どもがいつまで経っても慣れないと余計に心配になるかもしれませんが、それも個性です。急かす必要はありません。子どものペースに寄り添って待ちましょう。そのうち慣れたらいいな、くらいの余裕が大切です。

人見知りが強いのも持って生まれた個性。将来は優しい気配り上手かも

子どもは生まれたときから持っている個性=気質があり、遺伝や育て方に関係なく備わっています。お子さんが新しい環境に馴染めずにいると「私の育て方が悪かったのかな」と自分を責めてしまうお母さんも多くいますが、それは間違いです。なんとかしなければ、と考えるのではなく「この子の個性なんだ」と受け入れましょう。人見知りが強い子は、よく気がつくので、繊細な心配りのできる素敵な大人に成長するという強みがあることも忘れてはいけません。

半年続いた無言のレッスン。言葉に代わる合図を使うことで継続できた

6歳のNくんはそろばんを習っています。もともと人見知りが強く、お稽古も緊張して声が出せません。「できました」や「わかりません」が言えないので、先生も指導に困っていました。そこでお母さんはNくんがそろばんを好きなこと、新しい環境に慣れるのに時間がかかることなどを先生に伝えました。先生の理解も得られ、お稽古では言葉の代わりに合図を決め、声を出さなくてもやりとりができるように工夫してくれました。その結果、半年後には言葉でやりとりできるようになったのです。

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