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子どもを批判しないで諭す方法「お母さん、悲しいな」

Baby&Kids

子どもを批判しないで諭す方法「お母さん、悲しいな」

vol.1976【1日1成長お母さん】気持ちを伝えると行動の善悪を振り返ることができる子になる

ストップ!「あなたは意地悪だね」は子どもをもっと意地悪にしてしまう

突然ですが、あなたは子どもを叱るときにどんな言葉で伝えていますか?「お兄ちゃんなのに意地悪だ」「全然できていないよ」など、子どもを評価する言葉を使っていることはありませんか?お母さんは子どもに「これは意地悪なんだ、もうやめよう」と思わせたいのかもしれません。しかし、言われた子どもは「私って意地悪なんだ」と認識してしまいます。このような場合はぜひ「お母さん、悲しいな」と伝えましょう。
 

「あなたは〇〇だ」より「私は〇〇と思う」と自分の考えや気持ちを伝えよう

「お母さん、悲しいな」にはどのような効果があるのでしょう。これは“I(アイ)メッセージ”といいます。子どもの心を傷つけずに、お母さんの考えや気持ちを伝える方法です。反対の表現が「あなたは意地悪ね」で、子どもを評価する伝え方で、子ども自身を傷つけることがあります。Iメッセージを使うと、子どもは「自分が取った行動で、お母さんが嫌な気持ちになったんだ」と理解し、自然と振り返ったり反省したりできるようになるのです。

 

「お母さんを悲しませた」と思うと、自分で行動を振り返ることができる

Sくんはとっても真面目な男の子です。幼稚園でがんばりすぎ、お家に帰ると毎日疲れて不機嫌になります。ある日、Sくんはお母さんにうまく自分の気持を伝えられずグズグズ。妹に強い口調でやつあたりをして泣かせてしまいました。“ひどい”と思ったお母さんはSくんを叱ろうとしましたが、グッと堪えて落ち着くのを待ち「大きな声で妹にあたるのを見て、お母さんは悲しくなったよ」と伝えました。するとSくんは落ち着きを取り戻し、妹に「ごめんね」と言いました。
 

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