Baby&Kids
手がかからなくなっても目は離さない!子どもの成長を発見しよう
vol.1981【1日1成長お母さん】お母さんに見守られている安心感が子どもの自信を育てる
6歳だからもう大丈夫。うっかり気がゆるんで重要な変化まで見過ごしがちに
6歳になると遊びも生活もいろんなことが一人でできるようになります。お母さんも、ようやく手が離れたとほっと一安心。しかし、ここで気をつけてほしいのが手を離しても目は離さないということです。自分の意志で行動できるようになると、ついお母さんの気持ちもゆるんで、子どもをほったらかしにすることも。子どもがお母さんを求めているタイミングや重要な変化をうっかり見過ごすことにつながります。子どもの成長や変化に気づいていることをしっかりと言葉で伝えて、愛情を注いであげましょう。
6歳は自信を育てる時期。関心を示すことが最高のモチベーション
6歳は自信を育てる時期です。身近な人からの充分な愛情が自信を育てます。お母さんが「あなたのことをいつも見ているよ」と関心を向けていることを伝え続けましょう。「その本いつも読んでいるね。お気に入りなのね」「今日はたくさん食べたね」など、子どもの変化に気づいたらその都度それを口に出して伝えてあげます。すると子どもはこの言葉から、お母さんの愛情を受け取ります。「自分は生きているだけで価値があるのだ」と自信が湧き、困難にぶつかっても最後までやりぬく力を身につけていきます。
お母さんが気づきを伝えると、子どもはやる気が芽生えてもっと挑戦する
6歳のMくんはブロックで遊ぶのが大好き。お母さんは、Mくんが集中してブロックで遊んでいるときは声をかけず一人で遊ばせていました。作品ができ上がると「大きい家を作ったのね」「青色をたくさん使ったのね」などと気づいたことを毎回言葉にして伝えていました。Mくんはその言葉を聞いて「そうなの。今日は庭も作ってみたんだ」と自分から工夫した点などをうれしそうに話します。そして、次の日には昨日より難しいものを作ろうと試行錯誤を重ねて集中し、ブロックと向き合うのでした。
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