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自分の意見をしっかり伝えられることが、子どもの自立の第一歩
vol.2019【1日1成長お母さん】言葉の変化で心も変わる。受け身から主体的な発言に切り替えよう
自立した子とは自分の意思で決断し、その結果に責任を取れる子です
子育てのゴールは子どもの“自立”とも言われ、自分で問題解決ができることが大切です。自分の決断に対し、結果が良くても悪くても自分で対応できる力を持たせたいものですね。それには、お母さんが小さなことに手をかけすぎないことが大切です。しかしそれは気配り上手の優しいお母さんほど難しいでしょう。子どもに対してよく気がつくお母さんこそ、子どもが自分の意思をしっかり言葉で伝えられるように気を配ってみましょう。
子どもの言葉が足りなくても、察して応えてあげられる子ども思いのお母さん
「お母さん疲れた~」「お腹すいた~」「お母さん水~」子どもからこんな言葉を聞くことがあります。疲れたと言われたら抱っこしたり、お腹がすいたと言われたらおやつを出したり、食事中に水と言われただけでお水を準備してあげたりしていませんか?子どもが「お腹すいた」と言葉にしただけで、おやつが食べたいんだと感じ取れるお母さんこそ、子どもの意思がちゃんと言葉で表現されているかを気にしてみましょう。
伝える力は自ら解決する力になる。自立をサポートする表現力を身につけよう
“お腹がすいた”は今の事実であって、受け身の状態です。子どもの意思が言葉になっていません。どうしてほしいか具体的でない発言から子どもの気持ちを察して応えてあげると、子どもはお母さんに依存傾向になることも。自立した子は自分で決断ができる子です。決断には“こうしたい”という意思が大切。“自分はこうしてほしい”と言葉でしっかり伝える練習が、主体的な心を育み自立をサポートします。将来、主体的に解決する力を育めるよう言葉の表現を変え、心持ちを正しましょう。
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