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ベビーカーの失敗しない選び方!これで安心♡種類・機能も徹底解説
■ベビーカーはいつから使える?いつまでに準備する?
出産を控えて、ママパパは準備するものがたくさん。赤ちゃんの物をいろいろ選ぶのは楽しみではあるけれど、失敗しないためにも急いで買うのはちょっと待って!
ベビーカーは、タイプにもよりますが一般的に生後1カ月を過ぎたころから使えるようになります。生後1カ月の新生児と呼ばれるこの時期は、体温調節が苦手で免疫力も十分ではありません。1カ月検診が終わるころまでは、積極的な外出は控えたほうが安心です。
1歳過ぎごろに歩き始めた赤ちゃんは、2歳になるころにはしっかり歩けるようになります。それでも、歩き疲れたり眠くなったりすると抱っこをおねだりされることも多いため、3歳くらいまではベビーカーが活躍する機会があるでしょう。
購入する時期ですが、退院後すぐに必要となるおむつや肌着と違って、ベビーカーは出産してからでも十分間に合います。抱っこが大好きな子は、なかなかベビーカーに乗ってくれない場合もあります。せっかく買ったのに全然使わなかったということになっては、とても残念。外出できるようになって、赤ちゃんといっしょに試乗してから選べば安心ですね。
■まずは種類を把握しよう!ベビーカーの種類は多種多様
いざ、ベビーカーを検討し始めると、A型、B型、AB型、バギー…たくさんの名称が出てきて、混乱してしまいますね。まずは、ベビーカーの種類を把握しましょう。
・月齢が浅い赤ちゃんにも安心【A型ベビーカー】
生後1カ月、もしくは3・4カ月ごろ~3・4歳までの長い期間にわたって使えるタイプ。150度以上背もたれを倒せてほぼフラットな状態にできるため、首が座る前から使えます。月齢が浅い赤ちゃんを守るために衝撃吸収機能などがついており、安全性を重視した作りになっています。デメリットとしては比較的高価なこと。また、高機能を付加しているので、重量があって取り回しがしにくいものが多いです。
・お座りができるようになったら軽量コンパクトな【B型ベビーカー】
B型は生後7カ月ごろから3・4歳ごろまで使えるタイプです。腰が据わってしっかりお座りができるようになったころから使えます。背もたれがフラットにならず、リクライニング機能がないものも。A型と比較して安価で軽量&コンパクト、取り回しやすいものが多いです。
・安心機能をそのままに軽量化【AB型ベビーカー】
新基準A型とも呼ばれるAB型。A型の高機能を持ちながら、より軽量&省スペース化されていて、A型とB型のいいとこどり!使える期間はA型と同様で、首が据わる前~3・4歳と、長い期間安心して使えるタイプです。
・軽くてコンパクト!セカンドベビーカーに最適【バギー】
バギーはB型ベビーカーの一種です。B型の中でもさらにコンパクトで軽量なところがポイント。値段も安価で簡易なつくりのものも多いため、海外製品の中には後述するSGマーク認証がついていないものもあります。長時間の使用にはあまり向いていないため、メインとしてハードな使い方をするのはおすすめできません。外出先で歩き疲れた場合のみといった、短時間の使用にとどめるのがベターです。
・大きなタイヤで操作性抜群!【3輪バギー】
こちらは前方に1つ、後方に2つと、全部で3つのタイヤで走ることが特徴です。タイヤが大きめでクッション性もあるため、段差を乗り越えるのはお手のもの。操作性が良く、小回りが利くのが特徴です。ただし、サイズが大きいタイプが多いため、収納などの際はスペースをとりがちです。
・双子ちゃんや兄弟姉妹で便利に乗れる【二人乗り】
二人乗りのベビーカーといえば双子ちゃん用のイメージですが、近年では年の近い小さな兄弟姉妹がいる家庭でも使えると、需要が高まっているタイプ。並んで座る横型タイプと、縦に並ぶ縦型タイプがあります。
横型タイプは、子どもたちの様子を同時に見られるのがポイント。また、縦型よりは取り回しがしやすい形状になります。ただし、スーパーのレジや駅改札は通れない点と、重さもあり折り畳んでも場所をとるため、持ち運びや収納がしにくい点がデメリットです。
縦型タイプは小さな兄弟姉妹がいる家庭に人気です。幅の狭い通路も通りやすく、横型よりは収納もコンパクト。ただし、長さがあるので前方への注意がより必要になります。狭くて急な曲道は曲がり切れない可能性もあるので、自宅周辺の道は事前にチェックしておきましょう。
■【ベビーカーの選び方】7つのポイントをチェック!
種類がわかったところで、ベビーカーを選ぶ際にしっかりとチェックしたい7つのポイントをご紹介します。
・赤ちゃんが安全で快適に過ごせるかどうか
特に生後1カ月からすぐにベビーカーを使う場合は、慣れない外の環境から赤ちゃんを守ってくれる機能を備えたものを選びましょう。紫外線や冷たい風から赤ちゃんをガードするには、大きめのホロが必要です。
また、暑い時期には、地面からの照り返しでベビーカー内部は高温になりがち。座面が高いタイプ(目安として50cm以上のハイシート)なら、熱やほこりから赤ちゃんを守ってくれます。また、振動を吸収してくれるクッションシートがついていれば、小さな赤ちゃんも安心で快適です。
・ベビーカーの重さや大きさは?
ベビーカーの重さや大きさ、幅などは、使い勝手に大きく関係します。一般的に10kg以上あるものは、女性が扱うには重いタイプだと考えてよいでしょう。
普段の移動手段に電車やバスを利用することが多い方は、狭い改札やドアを通ったり、抱えて階段を上ったりすることが多いため、軽量でコンパクトなタイプがぴったり。自宅の通路部分や玄関の幅、近所の道などが狭い場合もコンパクトなものが便利です。車で移動することが多い場合は、トランクに収まるかなどもチェックすべきポイント。
・収納時の大きさや状態、たたみやすさは大丈夫?
ベビーカーは収納時にも場所をとります。収納スペースにきちんと置けるかどうか、たたんだときの大きさもしっかり確認しましょう。また、おでかけ先の病院などで、ベビーカーをエントランス付近に置く機会は意外と多いもの。そんなときは折りたたんでも自立するタイプが便利です。
・持ち運びやすさはOK?
エレベーターがない集合住宅に住んでいる場合は、重いベビーカーを持って階段を上るのはつらいもの!持ち運びが苦にならない重さかどうかをチェックしましょう。5kg以下なら、ママでも階段を昇り降りしやすそうですね。
また、車への乗せ降ろしや収納するときに折り畳みにくいと、使用頻度は低くなるでしょう。荷物を持っていても片手やワンタッチで閉じられる機能があると使いやすくておすすめ!
・ベビーカーに荷物を積めるスペースがあるかチェックしよう!
子育て中はオムツやおしり拭き、抱っこひもなどの荷物が増えがち。ベビーカーの座席下に大きめの収納カゴがあれば、便利に使えます。
・ベビーカーの操作性もチェック
電車やバスといった公共交通機関で移動する機会が多い場合は、簡単にたためて持ち運びしやすい軽量タイプがぴったりです。
徒歩が多い方は、大き目でクッション性があるタイヤだと、段差が乗り越えやすく、狭い通路でも小回りが利きやすい傾向にあります。
操作性は、先輩ママに借りてみたり、店舗で試乗してみたりして、使用感を確かめるとわかりやすいですよ。
・安全性の証SGマークはついている?
赤ちゃんのためにも安全性はしっかりとチェックしたいところ。日本製のベビーカーは「SGマーク」がついているものを選べば安心です。
SGマークを掲げているベビーカーは、折り畳む際に指を挟みこまない構造になっており、各部の強度や耐久性の基準をクリアしています。
ただし、海外製のベビーカーはまた別の規格です。EU各国ではCEマーク、アメリカではASTM基準、イギリスではBS規格などをチェックすればよいでしょう。
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