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【断乳のやり方】いつする?卒乳とどう違う?時期や断乳の仕方、ケアの方法など

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Baby&Kids

【断乳のやり方】いつする?卒乳とどう違う?時期や断乳の仕方、ケアの方法など

断乳のやり方を知っていますか?いつどのタイミングがいいのでしょうか。卒乳との違いや、ケアの方法などを紹介します。母乳育児をしているママは、赤ちゃんが大きくなれば気になる、おっぱいの卒業。「仕事に復帰するからおっぱいをやめなきゃ」と考えるママもいるはずです。そこで、今回は断乳のやり方についてご説明。卒乳との違いも解説します。赤ちゃんだけでなくママ自身のケアも必要ですよ。それでは、ママと赤ちゃんの準備や時期、ケアの方法など、断乳のやり方について紹介します。

■おっぱい卒業を調べるとよく聞く断乳って?卒乳とはどう違う?

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断乳と卒乳は、どちらも授乳をやめることですが、どのような違いはあるのでしょうか?

・断乳とは赤ちゃんの意志に関係なく授乳を終了

おっぱいを断つことを「断乳」と言います。赤ちゃんはまだおっぱいを吸いたいのに、親の都合で授乳をやめる場合は断乳です。

・卒乳とは赤ちゃんが自分からおっぱいを卒業すること

赤ちゃんが無意識におっぱいを欲しがらなくなり、吸わなくなる状況を「卒乳」と言います。おっぱいからの卒業が、名前の由来です。中には、2歳を越えて自然に卒乳する子もいます。

・1歳を過ぎたらおっぱいをやめるべきなの?

おっぱいをやめる時期に決まりはありません。現在は「授乳を無理にやめる必要はない」とされています。なので、仕事復帰などそれぞれの家庭の事情に合わせて断乳が行われているのです。

■断乳する時期の目安は?断乳のスケジュールを立てよう

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いつから断乳を行うのがベストなのでしょうか?断乳のスケジュール立てる際に知っておきたい目安を紹介します。

・断乳時期の目安はいつがいい?月齢など目安を紹介

赤ちゃんの月齢が、平均1歳4ヶ月でおっぱいを卒業するママが多いようです。しかし、赤ちゃんの性格や、生活リズムなど、家庭環境によって個人差がかなりあります。

・断乳してもOK?ママや赤ちゃんの様子や判断の目安

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断乳をしてもいいか判断する目安は、食事です。栄養を摂取できているかがポイント。赤ちゃんがご飯を1日3食しっかり食べる離乳食後期の10ヶ月頃から、完了食になる1歳頃が目安と言われています。
また、一人歩きがしっかりできることも目安のひとつです。内臓がしっかりして、消化吸収ができるという目安が、一人歩きなのです。
そして、赤ちゃんだけでなく、ママのおっぱいや体調もしっかりみましょう。たくさん母乳が出るママは、乳腺炎などのトラブルになる可能性もあります。トラブルがあるかどうかも、断乳を判断する目安になりますよ。

断乳をする時季も断乳をする基準です。赤ちゃんは夏場、たくさん汗をかきます。断乳すると、赤ちゃんが水分不足になる可能性もあるので、夏は避けた方がよさそうです。

■失敗しないために!断乳前の準備を紹介

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「おっぱいを求めている赤ちゃんにストレスがかかるのでは…?」と断乳を目の前にして、ママの心が折れてしまう可能性も。そういった失敗をなくすために、断乳前に準備をしておきましょう。

・母乳以外の離乳食などで栄養が摂れるようにする

産後すぐの新生児期から5ヶ月くらいまでは、栄養源は母乳だという赤ちゃんがほとんどです。赤ちゃんの成長具合に合わせて、6ヶ月頃からはじまる離乳食がしっかり食べられるか確認しましょう。
もし、完全母乳で育児をしているならば、必要に応じて哺乳瓶で飲む練習をして、おっぱい以外に慣れておくといいですね。徐々に母乳以外からも栄養が摂れるようにしましょう。

・断乳するときには赤ちゃんもママも体調を整える

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ママも赤ちゃんも体調が悪いと、断乳がうまくいかなくて、ストレスになってしまいますよね。赤ちゃんのぐずりや、ママやパパのなだめる体力を考えて、断乳は互いに体調のいいタイミングで始めるのがおすすめです。

・断乳を失敗しないように!おっぱいの状態を整える

赤ちゃんの体調が良くても、おっぱいにトラブルがあると、断乳をはじめてもうまくいかない場合も…。乳腺炎などのトラブルは、おっぱいを吸ってもらって解決するので、断乳をして授乳がない状況は好ましくありません。
「張って痛くて、ついおっぱいをあげてしまった」なんて事態にならないためにも、おっぱいの状態がいいときに断乳を開始しましょう。

・タイミングを見極める!赤ちゃんの心が安定しているときに

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仕事復帰などで保育園を利用する場合や、引っ越しなどで家庭環境が変わる場合、赤ちゃんの心にも変化があります。赤ちゃんはおっぱいを吸って自分の気持ちを落ち着かせているため、断乳は生活環境の変化が少ないタイミングで行いましょう。赤ちゃんの心が落ち着いているタイミングで、断乳を始めるとトラブルが少ないかもしれません。

・サポートを手配しておく!ママ以外も断乳の手伝いはできる

断乳をするとおっぱいが張って、少しふれるだけでも痛い、なんて状況になる場合も。抱っこやお風呂が辛いときもあると思います。そんなときには、ママがストレスを感じて日常生活に支障を出さぬよう、パパを含む家族を頼ったり、ファミリーサポートに依頼したり、ひとりで抱え込まないようにすると安心です。

・カレンダーなどを使って赤ちゃんにも断乳を伝えておく

赤ちゃんが意思疎通できる年齢になり、ママが伝えたいことをわかるようになったら、断乳することを伝えてあげましょう。赤ちゃんでもわかりやすように、シールとカレンダーを使う方法があります。「断乳カレンダー」といって断乳する日まで、毎日シールを貼るのです。
「おっぱいにさよならする日だよ」と伝えながらシールを貼って過ごすことで、赤ちゃんが断乳をすることをなんとなく理解できる場合もあります。

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