「早くしなさい!」では考える力が育たない。「だから言ったでしょ!」では人格否定をしてしまう

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「早くしなさい!」では考える力が育たない。「だから言ったでしょ!」では人格否定をしてしまう

 

「早くしなさい!」では考える力が育たない。「だから言ったでしょ!」では人格否定をしてしまう



イヤイヤばかり言っていた時期を過ぎてひと安心かと思いきや、なんでも自分で!という3歳期。牛乳は自分でコップに入れたい!と言い張り、案の定、こぼしてしまう・・・こんな時はどうしますか?「早く拭きなさい!」では考える力が育ちません。「だから言ったでしょ!」「いつもそうなんだから!」では人格否定をしてしまいます。この時期は要求しても何事も未熟さが伴うのでお母さんが完璧を目指すと、子どもは新しいことに挑戦することを避けるようになってしまいます。



 

失敗しないように生きることを教えるのはなく、失敗したときに自分で責任を取ることを教えましょう



牛乳をこぼしてしまった時は「こぼしちゃったね」と子どものしたことを繰り返してください。子どもは牛乳をこぼしてしまった事実を再認識します。これで反省は十分です。その後は「どうしたらいい?」と尋ねてみてください。失敗した後の処理の仕方を自分で考えさせるのです。「わからない」と答えたならば、布巾で拭くのよ。そして洗って干すのよと教えます。これは失敗したらどうするか?と考えさせる前の段階の「teach(教え)」です。次からは「どうしたらいい?」と問いて考えさせるのです。これは「coach(導き)」です。



 

自分の行動の責任のとり方を教えれば子育てが楽になります



子どもは大人が避けて通ることをあえてしたがります。例えば水たまりがあれば、子どもは好んで靴のままでも入っていきます。お母さんが「汚れるからやめて」と言っても聞き入れません。お母さんにとっては、汚れた靴や服を洗うのはひと仕事ですよね。でも子どもにとっては全ての行為に意味があります。学びへの欲求からきているのです。子どもに自分の行動に責任を持たせるためには、お母さんは「汚れたものは自分で洗ってね」と意思をしっかり伝えます。そしてこの経験の末に面倒さや苦労を感じたならば、自分の意思で汚さないようになっていきます。



 

「怒る」とはマイナス面と過去を見ている。一方「叱る」はプラス面と未来を見据えています



3歳を過ぎた子どもは、人の言うことを理解し判断する力がついてきます。正しい叱り方をすればしっかりと理解できるようになります。ところが感情的に怒ることを繰り返すと子どもは怒られていることに恐怖心を抱き、大人のいうことに依存した子どもになってしまいます。「怒る」とは感情から来るものなので相手の心に痛みを与え、反抗や避難へと追い込みます。「叱る」とは相手を認め、ある特定の行為を改善するために意図的に行われるものです。しっかりと成長できるよう、思い切って「叱る」覚悟を持ってみましょう。



 

今日の1日1成長



「どうしたらいい?」で考える力を養う。子どもの「やりたい」1成長、ママは未来を見据えた「導き」1成長。

森みきこ(文)竹内エリカ(編集)日本キッズコーチング協会(監修)info@jakc.or.jp

竹内 エリカ

幼児教育家 日本キッズコーチング協会理事長。2児の母。20年にわたり発達心理について研究し、約15,000人の親子に携わる。発達支援では多動症・不登校の克服、運動指導では全国第1位他、14賞のコーチ実績がある。「竹内エリカのわくわく子育てCafe」パーソナリティ。竹内エリカから直接メッセージが届く「ママのためのワンポイントコーチング100」登録受付中
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