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「買って~!」と泣き叫ぶ子どもに根負けせず我慢する力を養おう

投稿写真:「息子の結輝2歳です」(晴佳・23歳)

Baby&Kids

「買って~!」と泣き叫ぶ子どもに根負けせず我慢する力を養おう

vol.324【1日1成長お母さん】泣きわめく子どもには感情的にならずに“「いいよ」話法”で対応する

泣き叫ぶ子どもに根負けすると、泣けば買ってもらえるという成功例を学ぶ

スーパーやデパートで、「買ってー!」と言う子ども。「今日は買わないよ!」とお母さん。さらに泣き叫ぶ子ども。「置いていくよ!」と怒るお母さん。一度離れて、子どもが地面にひっくり返っている姿をため息をつきながら眺め、周囲の目線を気にして「もう、じゃあ1個だけよ!」「小さいおもちゃにしなさいよ」と結局買ってしまう…よくある光景です。この一連ことから、子どもが学ぶこと。それは、泣き叫び続ければ、お母さんは根負けして自分の要求を聞いてくれることです。

4歳は予測脳が発達し自己主張が激しくなる。時期特性を理解して対応する

子どもは4歳頃になると記憶力が発達し、先を見通す力が発達します。これが“予測脳”です。この“予測脳”の発達に伴い、「約束」や「我慢」ができるようになっていきます。一方自己主張も強くなり拒否されると「お母さんなんてキライ」など否定的な言葉で攻撃してくるのもこの時期です。先ほどの例は子どもの要求を拒否し、子どもが拒否されたことに怒りを覚えて感情をぶつけ、お母さんがそれに怒って子どもが泣き、泣き叫んで結局自分の要求を押し通すという悪いループになってしまっています。でも4歳の時期特性を理解し、これを良いループに変えることができます。

子どもの要求を一度受け入れる。「いいよ」話法で聞く耳を持てるようになる

子どもが「買って」と言い始めたときに、「いいよ」と一度受け入れましょう。頭ごなしに「ダメ」と言われると誰でも頭に来ますが「いいよ」と受け入れられると気持ちがよいもの。そのあとに「お母さんのお買い物が終わるまで待ってね」と付け加えます。子どもは自分の欲求が満たされ、「わかった」と待ってくれるでしょう。そして買い物が終わったら、「待ってくれてありがとう」と声をかけ、約束通りお菓子を買ってあげます。これを2週間続けてみましょう。

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