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優しさとは教わるものではなく経験から得る。急がずゆっくり積み上げよう

Baby&Kids

優しさとは教わるものではなく経験から得る。急がずゆっくり積み上げよう

vol.613【1日1成長お母さん】「皆が心地よく過ごせるには?」人の気持ちを考える質問で導こう

子どもは色々な経験から優しさや道徳心を学ぶ。行動を正しつつ見守ろう

子どもには優しくて道徳心のある子に育ってほしいと願うお母さんはたくさんいることでしょう。でも兄弟げんかをして下の子を泣かせたり、お友だちに意地悪する様子を見てがっかりすることもありますね。「優しくしなさい!」と叱っても、その時だけは「ごめんなさい」と言うのにまた繰り返してしまいます。子どもは色々な経験から優しさや道徳心を学んでいきます。良くない行動は正しつつも、焦らずにじっくり見守る事も大切です。

子どもの穏やかな心のタイミングで、人の気持ちを考える問いかけをしよう

「優しくしなさい」という言葉には具体性がなく、子どもが何か行動に移すのは難しいのです。この言葉の代わりに「ここにいる皆が心地よく過ごせるにはどうしたらいい?」と問いかけて子どもに考えるきっかけをあげてみてください。この質問をするのは子どもがトラブルを起こし気持ちが高ぶっている時ではなく、お風呂の中などリラックスしていて子どもの心が穏やかな時が効果的です。

身内だけでなく、初めて会った人のことも思いやれる行動をとることが大切

特に「ここにいる皆が」というのが重要です。そうでないと偏った道徳心が育つ恐れがあるからです。例えば駅のホームで電車を待っていて、電車が来た瞬間に人の列を無視して電車に駆け込み、家族の分の席を確保して「お父さん、お母さん、席取れたよ!こっちだよ!」なんて勝ち誇った顔で言う子になっては困ります。自分の家族や友達だけでなく、初めて会った人も心地よく過ごせるための行動がとれるようにしたいものです。

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