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子どもの“できた”を伸ばすには、楽しい経験をたくさんさせよう

Baby&Kids

子どもの“できた”を伸ばすには、楽しい経験をたくさんさせよう

vol.651【1日1成長お母さん】楽しい気持ちがあれば、子どもの能力は勝手に伸びていく

好きな気持ちが抜けると、得意なこともすぐ飽きてしまうことがあります

子どもが生まれた時は「元気なだけでいい」と、それだけしか子どもに対しての願いはなかったというお母さんは多くいらっしゃるでしょう。それが成長していくにつれ願いはどんどん増えて行きます。上手に絵を描いたら、芸術的才能があるかも。足が速ければ、運動神経が良いかも。早く言葉を覚えれば、この子は賢いかも。子どもへの期待はどんどん膨らんで行きます。けれど早くできたことでも、好きな気持ちが抜けているとすぐ飽きる可能性があります。

やる気があったはずなのに。期待しすぎず見守ることで応援しましょう

K君は小学1年生。なんでもそつなくこなせる優等生タイプです。飽きっぽい一面も持っていたので、一生懸命になれるものがないかとお母さんは思っていました。秋の地区別運動会。足の速いK君は代表に選ばれました。選ばれた時はとても嬉しそうで「頑張る!」と意気込んでいたので、お母さんもK君と一緒に練習し、更に速くなるためのアドバイスもしました。それなのにK君は段々練習を嫌がるようになってきました。

子どものやる気を出すためには、教えるよりも楽しませるのが一番です

ところが本番で同学年の友達と一列に並び争い、たくさんの人たちからの声援をうけ一生懸命走ったK君。とても気持ち良く楽しかったようで、お母さんに「来年も絶対代表に選ばれたい。走りたい!」と自分から言ったのです。心の成長には階段があります。“やる気”を出すためには、その前に好奇心を刺激し“楽しい”と感じる経験をする必要があります。子どもにやる気を出してもらいたいのであれば、教えてあげるよりも楽しませるのが一番なのです。

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