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高いところには登らせろ?1歳児の冒険心は認めて育てる

Baby&Kids

高いところには登らせろ?1歳児の冒険心は認めて育てる

vol.737【1日1成長お母さん】危険回避だけに目を向けず「登りたい」気持ちを大切にしよう

1歳は目に入るもの全てが新鮮な驚き。好奇心と冒険心が育つ時期

1歳になって少しずつ歩けるようになると、子どもの行動範囲はグンと広がります。同時に興味の幅も広がるので、お母さんは危険回避に大忙しになりますね。口に入れそうなものは手の届かないところに置いたり、危ないことをしないように後を付いて回ったり。1歳はまだ何が危険か分からないので、親が気を配らないといけないことは多いものです。ですが少しの冒険もできないようでは、子どもの意欲は育ちません。

興味あることは繰り返して学習するのが1歳。止めるだけでは回避できない

1歳のKちゃんは上手に歩けるようになってきました。同時に高いところに登りたがるようになってお母さんを困らせています。ちょっとした段差はもちろんのこと、ダイニングの椅子やテーブルなどによじ登ろうとしてふらついてはお母さんが助けに入ります。「危ないからやめてね」と言うのですが、何度でも同じことを繰り返します。そのうち頭から落ちるのではないかとお母さんはヒヤヒヤ。常に目が離せません。

1歳児が登りたがるのは自然な成長の印。体の健全な発達にもつながっている

実は歩けるようになった子どもが次に高いところに登ろうとするのはごく自然なことです。決して危ないことが好きだとか、お母さんを困らせたいとかいうわけではありません。体の発達とともに歩くというスキルを身につけたように、今度は登るというスキルを身につけようとしているのです。1歳は一生のうちでもっとも体が発達する時期。この時期にしっかりと登るというスキルを身につけると、体幹のバランスも取れ、運動能力も育つのです。

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