Baby&Kids

小さな失敗をたくさんするほど、大きな失敗を回避できる子になる

vol.812【1日1成長お母さん】失敗させないようにするよりも、失敗からの学びを大切にしよう

子どもを守るつもりの制止。実は子どもの学びの機会を奪うことがある

小さな子どもがすることを見ていると、危なっかしいなと思うことが多いですよね。まだ足元がおぼつかないのに虫を追いかけて走り出したり、手の力も育っていないのに荷物を持とうとして落としそうになったり。お母さんはその度に「危ないからやめてね」「走らないで」そんな風に制止したくなります。子どもに痛い思いをさせたくないのは当然です。でもそれではいつまでたっても「転んだら痛い」ということは分かりません。

子どもは自らの失敗から学習する。失敗を恐れずどんどん経験させよう

小さな子どもは何でも体験して物事を理解、学習します。お母さんに何度も「下り坂で走ると転ぶわよ」と言われても理解できません。実際に転んで初めて“下り坂を走ると転ぶ”と理解するのです。そうすると次回からは転ばないように気をつけるようになるでしょう。歩いて下るようになるかもしれないし、走るにしてもスピードを調整するかもしれません。子どもが物ごとを学ぶには、こんな小さな失敗こそが経験を積み上げている大切な実体験です。

先回りは逆効果。失敗をして自分で責任を取ることが次回への糧になる

お母さんは先回りして失敗を防ぐより、どっしり構えて子どもの失敗を見守りましょう。小さな失敗をたくさん繰り返し、そこから学ぶことが、子どもの根気や工夫する力を伸ばします。小さな失敗の経験をたくさん積むことが、取り返しのつかないような大きな失敗を防ぐのです。そしてもし子どもの失敗を目撃したら、子ども自身に後始末をさせてください。こぼしたら拭くというような、責任の取り方を教えましょう。

必要な注意は肯定文で。してほしい行動を伝えると子どもに伝わりやすい

でもやっぱり、危ない目にはあって欲しくないのが親心。「転ばないで!」「走らないで!」とついつい言いたくなりますね。そんなときはぜひ肯定文で話しましょう。「走らないで」ではなく「歩いてね」です。本能は否定文を理解しないので、走るなと言われると走るイメージが湧き、余計に走ってしまいます。して欲しくない行動を咎めるのではなく、してほしい行動を伝えるだけで大丈夫。落ち着いて行動できるようになるでしょう。

今日の1日1成長

子どもの失敗は大きな気持ちで見守って、責任の取り方を教えよう
子どもの判断力も1成長、お母さんの見守り力も1成長。
むらたますみ(文)森みきこ(編集)日本キッズコーチング協会(監修)http://jakc.or.jp/

竹内 エリカ

幼児教育家 日本キッズコーチング協会理事長。2児の母。20年にわたり発達心理について研究し、約15,000人の親子に携わる。発達支援では多動症・不登校の克服、運動指導では全国第1位他、14賞のコーチ実績がある。「竹内エリカのわくわく子育てCafe」パーソナリティ。竹内エリカから直接メッセージが届く「ママのためのワンポイントコーチング100」登録受付中
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