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兄弟げんかは止めるのではなく、子どもの気持ちを解くサポートを

Baby&Kids

兄弟げんかは止めるのではなく、子どもの気持ちを解くサポートを

vol.872【1日1成長お母さん】3歳を過ぎたらお互いが納得いく方法を考え、問題解決に導こう

兄弟げんかは子どもの未来の交渉力を磨く練習時間。社会に出ていく準備中

兄弟姉妹のいる家庭にとって、兄弟げんかは日々尽きないもの。お母さんもその対応にイライラしてしまうこともあるはずです。子どもたちも何かあれば「お母さ~ん!」とかけよってきます。そして、ついお兄ちゃんやお姉ちゃんに「~してあげてよ」と求めてしまいがち。これから先、保育園や小学校での友人関係でのいざこざをうまく乗り切っていくためにも、子ども同士で問題解決できる練習をしていきましょう。

3歳の子が言いつけにくるのは、自分の感情を受け入れてほしいから

3歳半のMちゃんと6歳のYくん、いつも仲良く遊んでくれるのは嬉しいのですがけんかもつきもの。今日もMちゃんが「お母さ~ん」とかけよります。「お兄ちゃんが叩いた」とMちゃん。「お兄ちゃんが叩いたんだね。それで?」「ここが痛いの」と腕を差しながら教えてくれます。「腕が痛かったんだね。」とお母さんも繰り返します。「うん。抱っこして~」Mちゃんの声にお母さんは抱っこして背中をさすってあげると戻っていきました。

お母さんと下の子のやり取りを聞いている上の子の気持ちも等しく察しよう

かけよってくる子の話を聴いて「~だったのね。」と感情を言葉にして受け入れてあげましょう。そのあと「それで?」と繰り返し抱えている感情をすべて吐き出させてあげます。上の子に対して「どうして叩いたの?」「お兄ちゃんが~してあげてよ」とつい口に出してしまいそうですが上の子の言い分もあります。兄弟げんかはできる限り子ども同士で解決させましょう。お母さんができるのはそのサポートです。

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