Baby&Kids

お母さんを困らす乳児期のやりたい放題は貴重な学びの時間

vol.916【1日1成長お母さん】子どもをよく観察して、今ある好奇心を充分に満たしてあげよう

乳児期の子どもにとって、日常生活と遊びの境界線はまだわからないのです

食器で机をたたいたり冷蔵庫の横の隙間に何かいろいろなものを落とす。畳んで積み上げた洗濯物を目の前で崩していく…子どものやりたい放題は尽きることがありません。「なんでそんなことするんだろう」と思うことがたくさんあります。特に初めての子育てであれば、どんな風に対応すればいいか悩むものです。お母さんもこんなことが重なると「やめて、ダメ!」と言いたくなってしまうことでしょう。

子どものいたずらを観察すれば、何を学びたい時期なのか知ることができます

もうすぐ10カ月になるDくんは、離乳食やおやつの時間に高い椅子に座るたび自分の食器やコップを床に投げてしまいます。どうにかその行為をやめさせたいと悩むお母さん。なぜダメなのかを一生懸命伝えても素直に理解できる年齢でもありません。Dくんにとって今は“落とすこと”や“投げること”が楽しくてしょうがない時期なのです。体においてはその動作が発達する時。それを純粋に楽しんでいるのです。

子どもの「楽しい」は好奇心の芽、怒らなくて済む方法にフォーカスしよう

0歳の活動はお母さんにとって大したことのないように見えても、子どもには五感を刺激するとっても面白いできごとなのです。握れるようになった手でつかむ感覚や重さを感じること、落とすことで見えなくなる不思議や床に当たった時の音…。すべてが意味のある学びであり、好奇心を育む時間です。お母さんや周りの人が困らないように、その遊びを充分にできる代わりの環境やしかけを別に準備してあげましょう。

遊びたい気持ちに寄り添って好奇心という学びの原点をサポートしよう

乳児期の遊びや学びは、お母さんを困らすことの連続です。でも「楽しい」「やってみたい」という好奇心は学びの原点であり、今後の学ぶ力に繋がります。お母さんは少し大変ですが、その時の好奇心をサポートすることで学ぶ力となるやる気や集中力も育んでいけるのです。「やりたい」を積極的にサポートすることで必要な体の成長も促し、子どもの心も満たします。そしてお母さんとの信頼関係を築いていくことでしょう。

今日の1日1成長

子どもの行動の意味を、お母さんが子どもの視点で見て考える時間をつくろう
子どもの探求心も1成長、お母さんの受容力も1成長。
さわどあさみ(文)田中京子(編集)日本キッズコーチング協会(監修)http://jakc.or.jp/

竹内 エリカ

幼児教育家 日本キッズコーチング協会理事長。2児の母。20年にわたり発達心理について研究し、約15,000人の親子に携わる。発達支援では多動症・不登校の克服、運動指導では全国第1位他、14賞のコーチ実績がある。「竹内エリカのわくわく子育てCafe」パーソナリティ。竹内エリカから直接メッセージが届く「ママのためのワンポイントコーチング100」登録受付中
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