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“察しない&待つ”が、社会で強く生きていける子どもを育てる

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“察しない&待つ”が、社会で強く生きていける子どもを育てる

vol.991【1日1成長お母さん】子どもが「のど渇いた」と言ったら、まずは言葉を繰り返そう

相手に正しく伝えられる子になるために、簡単にできるコツがあります

とある幼稚園の先生が「子どもがトイレに行きたくなった時に『先生、おしっこ』と言いに来ることがある」と言われていました。先生は笑いながら「先生は、おしっこではありません」と返事をするそうです。先生は子どもに自分の気持ちを伝え、助けが必要な時は相手にどうしてほしいかを言えるようになってほしいとのこと。自分でトイレに行ける歳であれば「先生、トイレに行ってきます」と言えると良いでしょう。正しく伝えられる子になるために、お母さんが簡単にできるコツがあります。

子どもがどうしてほしいかを伝えるまでは、言葉を繰り返すだけでOK!

子どもが「のどが渇いた」と言った時「はい、お茶どうぞ」とお茶を用意してあげることがあるかもしれません。しかし「のどが渇いた」はただ気持ちを述べただけ。ここでお茶を用意してしまうとお母さんが、子どもが要望を伝える前に先回りしていることになります。「のどが渇いた」と言われたら「のどが渇いたんだね」と言葉を繰り返すだけでいいのです。大切なのは、子どもがやってほしいことを伝えられるまで待つことです。

「どうしたいの?」と尋ねて、自分の要望を伝えられるきっかけを作ろう

今まで伝える前に要望をくみ取ってもらっていたのに、急にお母さんが「のどが渇いたんだね」と答えるようになってしまったら、子どもは「だからのどが渇いたんだよ!!」と怒り出するかもしれません。なかなか子どもが上手く言葉で伝えられないようであれば「じゃあ、どうしたいの?」と聞いてあげてください。それが「のどが渇いたから、お茶ちょうだい」と、自分の要望まで正しく伝えられるようになるきっかけとなります。

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