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思いやりのある子に育てたいなら自分の気持ちを言葉にさせよう

Baby&Kids

思いやりのある子に育てたいなら自分の気持ちを言葉にさせよう

vol.1141【1日1成長お母さん】子どもの気持ちを聴く機会を増やすと自分で表現できる子になる

自分の気持ちを理解することで思いやりの心を育てよう。聴き上手は育て上手

思いやりのある子に育つにはどのようにすればいいのでしょう。明日いきなりお友だちの気持ちがわかるようになる?そんな魔法のようなことはないですよね。思いやりのある子になるためには自分の気持ちを理解することが必要です。それにはまずお母さんがお子さんの気持ちを聴くことから始めましょう。気持ちを聞くこと・言った言葉を繰り返すことが自分の気持ちを理解することに繋がります。ここが子どもの思いやりの力を育むスタートです。

代弁してもOK。自分の気持ちを表現することで相手の気持ちを理解する

相手の気持ちを想像できるようになって初めて、相手を思いやれるようになります。そのために子どもの気持ちを聞き、言葉にする機会を与えましょう。最初はうまく言葉にできなくても大丈夫。お母さんが代弁してもいいのです。例えば物の貸し借りの場面ではお母さんが「貸してもらえてうれしかったね、ありがとう」と代弁をする。子どもはその言葉を聞く。この経験が自分の気持ちと言葉との繋がる機会になります。気持ちを言葉にした数だけ人の気持ちを想像し、理解する力が育ちます。

気持ちを想像するにはまだ難しい時期は、できることから一歩ずつ始めよう

3歳のHくんはお友だちが嫌な表情をしていても気がつかず、一緒に遊び続けようとすることがありました。Hくんのお母さんは「うちの子、思いやりがないのかしら」と不安になり先生に相談していました。嫌な表情を見て遊ぶことをやめるためには、表情を観察する・気持ちを想像する・相手を思いやって行動に移す。これだけのことができる必要があります。3歳のHくんにはまだ難しいですよね。心配せずに「Hくんは今どんな気持ち?」と気持ちを聞くことから始めましょう。

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