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何度言ったら分かるの?と叱るより、親がお手本を見せてあげよう

Baby&Kids

何度言ったら分かるの?と叱るより、親がお手本を見せてあげよう

vol.1149【1日1成長お母さん】百聞は一見にしかず。言ってもダメなら見せて教えよう

「何度言ったら分かるの?」子どもが何度言われても繰り返してしまう理由

子どもに毎日毎日、同じことを注意しなければいけないことは多いもの。そのたびにお母さんはイライラしてしまいます。サッサと着替えをしない、ダラダラと食事をするなど「早くしなさい」「何度言ったら分かるの?」と思わず言いたくなるものです。実はある実験で、子どもに同じことを何度言ったら理解できるのか調べた所、なんと500回言う必要があったそうです。驚きの回数ですが、子どもの理解力は未発達で大人のようにはいかないということです。

大声で叱っても効果は一時のもの。子どもには具体的に伝える方が効果的

A君は毎朝お母さんから「早くご飯を食べようね」と言われていますが、一向に早く食べません。「ダラダラしないの!」とお母さんの口調が厳しくなり、ついに「何度言ったら分かるの?」と叱られます。慌ててご飯を食べるA君ですが、この叱り方は効果的ではありません。子どもは大人よりも適応する力が優れています。はじめは効き目があっても、そのうち叱られ慣れていきます。するともっと大声で叱らなければならなくなり、きりがありませんね。

言ってもダメな時は見せてみよう。子どもの遊び心をつかめば効果も高くなる

こんな時に有効なのが、早く食べる理由を伝えることです。「幼稚園に遅れてしまうから早くご飯を食べようね」と具体的に伝えることが大切。言っても理解できていない時は見せて伝えましょう。子ども理解力の90%は視覚情報からと言われています。お母さんが目の前で「こうやって食べるのよ」とテキパキ食べる姿を見せてあげてください。何より子どもは楽しい事が大好き!「お母さんと競争しよう」と遊び心を取り入れるとより効果的です。

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