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妊娠中イライラするのはなんで?今すぐできる対策や先輩ママの口コミも紹介
妊娠期間中は、体の変化にともなって心にも大きな変化があらわれます。個人差はありますが、理由もなくイライラして情緒不安定になる人も少なくありません。今回は、妊娠中にイライラしやすくなる原因とその仕組みを解説し、イライラを緩和するための対策や先輩ママの口コミを紹介していきます。
まずは、妊娠中のイライラが起こるメカニズムをご紹介しましょう。
■妊娠中のイライラはなぜ起こる?
妊娠中、過剰にイライラしてしまうのは、一体なぜなのでしょうか。原因を挙げてみました。
・プロゲステロンというホルモンの影響
妊娠中にイライラする原因のひとつは、体内のホルモンバランスの変化です。妊娠すると、プロゲステロン(黄体ホルモン)が急激に増加。プロゲステロンには子宮のコンディションを整えたり、乳腺を発達させたりといった、妊娠の成立と継続に欠かせない役割があります。
しかし一方で、「眠くなる」「体がむくみやすい」「イライラしたりゆううつになったりする」などの作用も。
そのため、妊娠中に「怒りやすい」「理由もなく不安になる」「意味もなく泣く」など、強い感情の波におそわれる場合があるようです。
・急激な環境の変化も一因
妊娠すると、妊娠前にできていたことがNGになるケースがたくさんありますよね。お酒やコーヒーなど飲めないものが多くなり、飲み会などに参加できなかったり、働きたいのに仕事量をセーブせざるを得なかったり。そうした環境の変化も、ストレスの大きな原因のひとつになります。
・赤ちゃんの性別との関連性は?
「男の子を妊娠すると、つわりやイライラがひどくなる」というウワサもありますが、個人差があり、はっきりとした関連性はありません。あまり気にし過ぎないようにしましょう。■妊娠中のイライラはいつ起こる?
妊娠期間中、妊婦さんの体の状態はダイナミックに変化します。妊娠初期から後期まで、起こりやすいイライラについて解説します。
・妊娠初期(~15週)に起こるイライラはつわり?
妊娠初期は個人差があるものの、つわりの症状に悩まされる人が多い時期。
強い吐き気やむかつきで食事がとれなくなる人や、イライラしたり泣きたくなったりと、情緒不安定になる人も…。この時期のイライラは、つわりと密接に関連しているといわれています。
・妊娠中期(16~27週)のイライラは現実とのギャップ
つわりの症状が少しずつおさまってくる妊娠中期は、食べ物も楽しめるようになり、少しずつイライラした状態も緩和されてきます。
それでも妊娠前と同じような生活はできないので、つわり解放されたのに自由ではないというギャップからイライラすることも。
また体に特に不具合がないのに、腹痛や胃痛が続く人もいるようです。そういった人は妊娠高血圧症候群などの病気が隠れているケースもあるので、心配な人はなるべく早めに医師に相談しましょう。
・妊娠後期(28週~)はイライラのピーク
妊娠後期には、体の中で出産に向けた準備が急ピッチで始まります。
出産することが何よりも優先されるため、母体の体調コントロール(ホルモンバランスや睡眠など)は後まわしになりがち。
お腹が大きくなり思うように行動できないことも、精神的なストレスの増加に拍車をかけます。そのためマタニティーブルーと呼ばれる、うつ症状があらわれやすい時期といわれているようです。
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