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気持ちを察しすぎるお母さんは、小さな頑固親父を育成する
子どもに本当に必要?次の行動を先読みするお母さんの手厚いサポート
“子どものためになら何でもしてあげたい”という気持ちを持つお母さんは多いかもしれません。子どものことを大切に思うがゆえに、行動を観察し先回りしてサポートしているお母さんも中にはいます。子どもが手を洗えば洗い終える頃にハンカチを差し出し、また「お母さん、お茶」と子どもが「喉が渇いたからお茶が欲しい」と言う前にサッとお茶を差し出す。気配り上手で子どものことを一生懸命考えているお母さんは一見子ども思いに思えますが、本当に子どもに必要なことなのでしょうか。
お母さんの先読みによる優しさが自分の気持ちや状況を表現できない子にする
3歳のTくんはお母さんと一緒に幼稚園のお友だちと公園へ遊びに行きました。Tくんは友達と走り回ったり、遊具を登ったりと汗だくになりながら遊びました。喉が渇いたTくんはお母さんのところへ向かいましたが、お母さんの姿が見えずお友だちのお母さんに「水」と言いました。汗でビッチョリだったTくんを見てお友だちのお母さんは「水に濡れたの?」とコントのような返しが来ました。お母さんが帰ってきて、もう一度「水」と言ったTくんの言葉の裏を読み取ったお母さんは水を差し出しました。
昭和の頑固親父は単語で要求。察しがいいお母さんの子育ての落とし穴
子どもの「お母さん、お茶!」「ママ、ズボン」と、単語で要求をする姿はしばしば見られます。これでは昭和の頑固親父です。「ん!」と言えば、奥さんが黙ってご飯を用意し、また同じく「ん!」と言えば奥さんがそっと新聞を机に差し出す。普段一緒に生活をしているお母さんならば、小さな頑固親父の考えを察することができるかもしれません。しかし、幼稚園などで友だちや先生に伝える時には通用しないことが多くあります。お母さんの察する力により、子どもが困る状況を生む恐れがあります。
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