Baby&Kids
子どもを応援したいなら「頑張れ!」ではなく「頑張っているね」
子どもはいつも頑張っている!頑張りをお母さんの物差しで測るのはやめよう
我が子には苦労をしてほしくないもの。勉強や運動に打ち込んでほしくてつい「頑張って」と応援したくなるものです。楽しくてやりたくて始めた習い事でも、長く続けていれば停滞することもあるでしょう。つい「あなたならもっと頑張れる」「もっと上を目指せる」という思いが強くなってしまいがち。ですがお母さんの物差しで子どもの頑張りを計っては、意欲をなくしてしまいます。子どもの頑張りを認めてあげると子どもの自信に繋がります。
「頑張って」は「もっと頑張りなさい」と同じように捉えてしまうことがある
5歳のMくんはとても頑張り屋さんの男の子。スイミングスクールに通い始めて2年が経ちました。段々とレベルが上がり、なかなか進級できないMくんはやる気を失いかけていました。お母さんは「あなたなら頑張ればできる!応援しているよ」という気持ちで「頑張って」と声を掛けました。しかしMくんは「嫌だ。もう頑張りたくない」と泣き出してしまいました。もうすでに努力してきたMくんは、まだ努力が足りないと言われたように感じて気持ちが折れてしまったのです。
子どもの捉え方次第で「頑張って」は応援にもプレッシャーにもなりうる
お母さんは子どもの一番の応援団です。何気ない日常や習い事のときなど、いろいろな場面で「頑張って」と声を掛けることがあります。しかし「頑張って」と言われて「よし!頑張ろう」と思う子もいれば「もうこれ以上頑張れない」と思う子もいるのです。子どもは全力でエネルギーを使っているので、何気ない日常の中でもいつも頑張っています。「頑張って」「応援しているよ」という思いで掛けた言葉でもプレッシャーに感じてしまうことがあるのです。
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