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「おかえり」のあとは「どうだった?」よりも「袖が汚れてるね」
vol.1330【1日1成長お母さん】具体的な質問をすることで子どもの記憶を呼び起こそう
子どもにとって「どうだった?」というあいまいな質問は答えづらい
子どもが幼稚園や保育園から帰ってきた時に、お母さんが「どうだった?」「楽しかった?」とその日の出来事を聞いても何も話してくれないことがあります。お母さんはどんな些細なことでも知りたいのに、子どもは「わからない」「忘れた」と繰り返すばかり。そんなときには、朝送り出した時と比べて具体的に変化しているところを見つけて子どもに伝えてみましょう。子どもはそこから何があったかを話し始めることがあります。
子どもはいつもその瞬間を精一杯過ごすうえに、記憶力もあまりない
子どもはいつも目の前のことに興味を持ちながらたくさんの経験を重ねています。また記憶力もまだそれほどありません。そのため1日の中で次々に起こる楽しいことやうれしいことや悲しいこと、学んだことなどで記憶がどんどん上書きされてしまいます。そうするとお母さんに「今日はどうだった?」と突然聞かれても思い出せず「分からない」「忘れた」と答えるのです。
あいまいな質問をピンポイントの質問に変えると子どもは答えやすくなる
Tくんは幼稚園の年少さん。お母さんはTくんに「今日、幼稚園どうだった?楽しかった?」と尋ねますが、返事は「忘れた」ばかりです。ある日、お母さんはTくんの園服の汚れに気が付き「袖がどろんこだね」と声をかけました。するとTくんは「さっき転んだんだ」と答えました。そして「おにごっこしたんだよ。僕は逃げるのが得意だよ」と言います。「誰としたの?」と質問を続けるとそこからどんどん記憶がよみがえり「給食を全部食べた」など、その日のことをいろいろと話してくれました。
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